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オリジナルウエディングのブログ

優菜 林

林 優菜

2024.02.23

【結婚式場 探し】5分でわかる、式場選びに失敗しないためのポイント

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結婚が決まった皆さん、おめでとうございます!

オリジナル結婚式プロデュース会社 空飛ぶペンギン社のウエディングプランナーの林と申します。

結婚が決まったら、まずは結婚式場の探しをする方がほとんどですが、選び方には注意が必要です。

結婚式場選びに失敗しないためにも、以下のポイントをしっかり押さえておくことが大切です。

【目次】

結婚式場選びに失敗した理由 トップ3

まずは、先輩新郎新婦様が「結婚式場選びに失敗した理由」のトップ3を見てみましょう。

※トップ3の理由は、実際に弊社にご相談のあった新郎新婦様へのヒアリングと、SNS検索で多かったものを合わせて集計しました。

理由①高額なアイテムの持ち込み料がかかった(契約時にしっかりとした説明なかった)

  • 事例1)式場に着たいドレスや演出アイテムがなかったので、自分たちで持ち込もうと思ったら高額の持ち込み料がかかることが分かり、断念せざるを得なかった。

  • 事例2)契約時に聞いていなかった、持ち込み料がたくさんかかった。

  • また、中には、持ち込みを完全に禁止されてしまった、という方も。

  • 事例3)式場で紹介されたライブエンドロールが40万と高額だったので、外部のカメラマンを持ち込もうと思ったら、外部カメラマンは撮影禁止と言われた。結局、本来やりたかったライブタイプのエンドロールは予算の関係で諦めて、事前に作るタイプのエンドロール(10万円)を外部で注文した。

  • 事例4)自分が結婚式をする時は、母が来たウエディングドレスをリメイクして着るのが夢だった。しかし、ドレスの持ち込みは一切禁止と言われた。
  • 結婚式で欠かせないアイテムを持ち込む際、その料金が高額になることがあります。
    また、場合によってはお金を出しても持ち込みができない場合もあります。

    これを避けるためには、事前にあらゆるアイテムを持ち込んだ場合の料金体系を確認することが大切です。


    【24/2/23 追記】最近、東京ドームホテルさんが、24年4月以降の結婚式から持ち込み料金の撤廃をするというニュースが話題になりました。

    理由は、より自分たちらしさのあふれる、自由な結婚式をサポートするため、だそうです。

    結婚式にこだわりのある方や、アイテムの持ち込みを増やしてなるべく節約したいという方は、そもそも持ち込み料がかからない会場を選ぶがいいかもしれません。

    東京ドームホテル ウェディング「持ち込み料」撤廃へ

    理由②自由度が低い

  • 事例1)キャンドル演出をしたかったが、式場の構造上できないと言われた

  • 事例2)式挙式の写真をゲストに撮影してもらいたかったが、式場契約のカメラマンしかダメだと言われた
  • 一部の結婚式場では、自由な演出やカスタマイズが難しい場合があります。

    自分たちのアイディアを大切にするなら、まずはやりたい結婚式の中身を考えた上で式場見学を始めましょう。そして、それが実現できる式場を選びましょう。


    理由③プランナー・スタッフと相性が合わなかった

  • 事例1)やりたいことを伝えるといつも否定的な反応をされる

  • 事例2)相談がしづらい雰囲気で、思っていることが伝えられない

  • 事例3)契約担当が「できますよ」といったことが、打ち合わせ担当だと「できない」と言われた。
  • プランナーとの相性は結婚式の成功に直結します。コミュニケーションが取りやすく、理想を共有できるプランナーを見つけることが重要です。


    トラブルが起きる理由

    式場選びでトラブルが起きる理由は、大きく2つです。

    ①日本では、結婚が決まったら多くのカップルは式場を探し始めます。
    しかし、このやり方では具体的な演出やドレスが未定のまま契約が進むため、「持ち込み料」や「自由度」に関する確認が難しいです。
    この結果、後で制限や問題が発生しやすくなります。


    ②会場の外観や設備に魅了され、ハード面での判断に偏ることがあります。
    しかし、結婚式の成功はハードだけでなく、ソフト面にも大きく依存しています。

    式場選びに失敗しないためのポイント

    ①結婚式場選びの前に結婚式の「内容」を決める

    結婚式場探しの前に「どんな結婚式にしたいのか」を具体的に決めてから式場を探しましょう。

    自分たちの希望やアイディアを事前に整理することで、実現するために必要なアイテムや条件が見えてきます。

    それに基づいて実現可能な式場を探しをすることで、契約前に不明瞭な点を確認でき、トラブルを回避できます。

    ②全てのアイテムの持ち込み料金について確認する

    どんな結婚式がしたいのか、具体的な希望がなかったり、イメージを作るのが難しい人もいるはず。

    その場合は、式場見学に行った際に、披露宴を構成する全てのアイテムの持ち込み料を確認しておきましょう。

    見落としがちなのが、「演出(映像・キャンドル・バルーンなど)」「映像・写真(エンドロール・スナップカメラマン)」です。

    ぜひ、チェックしてみてください。

    また、衣装・演出・映像・写真など、その式場が取り揃えているアイテムを一通り見せていただくのもいいですよ。

    気に入ったものがなければ、持ち込む可能性が高いので、持ち込み料の確認につながります。

    ③式場見学の際に、ハード面以上にソフト面のチェックが必要

    結婚式は、たくさんの人が関わって作り上げるイベントです。
    外観や設備だけでなく、スタッフの対応や雰囲気にも注目しましょう。これが後々の成功につながります。

    ④式場契約〜当日までの担当者は同じ人なのか?

    結婚場によって、契約〜本番までを一人が担当する「一貫性」の会場と、契約・打ち合わせ・本番のフェーズごとに担当が変わる「分担性」の会場があります。

    どちらにもメリットとデメリットがあるので優劣はありませんが、契約する会場はどちらのスタイルなのかを事前に確認しておくと、安心して準備を進めることができます。

    分担性の場合は、どんなプランナーが在籍するのかを確認し、結婚式に対する心配事や希望などを伝えておくと、ぴったりのプランナーを担当にしてくれますし、信頼関係も築きやすくなります。

    一貫性のメリット・デメリット

    【メリット】

  • 個人化されたサービス

  • 一人のスタッフが始めから終わりまで担当することで、新郎新婦のニーズや好みを深く理解しやすくなります。
    これにより、よりパーソナライズされた結婚式を実現できます。

  • コミュニケーションの容易さ

  • 一貫して同じスタッフとやり取りすることで、情報の伝達ミスが減り、新郎新婦との信頼関係の構築がしやすくなります。

  • 決定の迅速性

  • 同一スタッフが全プロセスを把握しているため、決定や変更が迅速に行えます。

    【デメリット】

  • スタッフの過負荷

  • 全ての責任が一人のスタッフに集中するため、件数を多く担当している方の場合、ピークタイムに作業の質が低下する可能性があります。

  • 専門性の限界

  • 一人で多岐にわたるタスクを担当すると、特定分野の専門知識が不足する場合があります。

    分担性のメリット・デメリット

    【メリット】

  • 専門性の向上

  • 各フェーズを専門のスタッフが担当することで、高い専門知識と技術を持ったサービスを提供できます。

  • 作業の効率化

  • 各スタッフが自分の得意分野に集中することで、作業の効率が上がります。結果、全体の準備期間が短縮される可能性があります。

  • リスクの分散

  • 責任と作業が複数のスタッフに分かれることで、一人が欠けたとしてもプロジェクト全体への影響が少なくなります。

    【デメリット】

  • コミュニケーションの課題br>

  • 複数のスタッフ間での情報共有が不十分になると、情報の齟齬や誤解が生じる可能性があります。

  • 新郎新婦の負担増

  • 複数の担当者とのコミュニケーションが必要になるため、新郎新婦の負担が増える可能性があります。

  • 一貫性の欠如

  • 異なるスタッフが担当することで、結婚式全体のコンセプトやテーマの一貫性が損なわれることがあります。

    まとめ

    結婚式は一生に一度のイベント。

    式場選びに失敗しないためにも、結婚式の内容を具体的に考えてから式場探しに取りかかるのがいいでしょう。
    また、見学の際には、外観などのハードだけでなくソフト面も大切にしましょう。

    自分たちの理想を叶える素敵な式場を見つけ、最高の日を迎えてください!

    「こんな結婚式見たことない!」というオリジナル結婚式や、結婚式演出に関するご質問やお手伝いが必要な方は、お気軽にお問い合わせください。
    空飛ぶペンギン社が素敵なウェディングをサポートします。



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    優菜 林

    林 優菜

    ウエディングプロデューサー

    元俳優。俳優時代、舞台や映画を通して、お客様に楽しんでいただく快感を覚える。その後、空飛ぶペンギン社の型にハマらないユニークな結婚式に出逢いブライダル業界に転職。 「結婚式は最高のエンターテイメントだ!」を合言葉に、ゲストがワクワクするような結婚式創りに励んでいる。

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