林 優菜
2016.01.20
空ペンウエディングはハリウッド式だった!?
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こんにちは。シスター空ペンこと林です。
先日、とっても気になる記事を見つけました!!
映画「るろうに剣心」3作、なぜ当たったのか?
http://m.cinematoday.jp/page/N0078770?p=2
記事をまとめると、
「実写化映画がコケる現代に異例の大ヒットを記録した映画〈るろうに剣心〉だが、そのヒットの要因は
【原作のイメージを崩すことのないキャスティング】【登場人物の心のぶつかり合いとアクションを融合させた秀逸な脚本・演出】だった!」
というもの。
ふむふむ、なるほど。。
確かに、佐藤健に藤原達也、武井咲とキャスティング良かったし、演出も大迫力で凄かった!
でも実は、大ヒットした最大の理由は違うんです!
るろうに剣心といえば、言わずと知れた超超超大ヒット漫画!
私も、セリフ覚えるくらい何度も読んでます。
2014年からは、三部構成で佐藤健さん主演で実写映画化されましたが
原作ファンの私としては、ガッチャマンにドラゴンボールなど、それ以前に実写化した映画は散々な結果だったので、
内心「やめてくれよ~」という気持ちでした。
しかし蓋を開けてみれば、異例の大ヒット!!
私も、気が付けば3作全て観てました(^^)/
そんな中、ちょうど、2作目の「京都大火編」が公開された頃に、監督である大友さんのお話を聞く機会がありました。
大友さんと言えば、2011年に日本人として初めてワーナーブラザーズとフリー監督として監督契約を結んだ凄腕の監督。
代表作は「ハゲタカ」「プラチナデータ」「るろうに剣心」など。
そんなすごい大友監督ですが、「るろうに剣心」大ヒットの理由を、自らこう語ってました。
※うろ覚えなので、ごめんなさい
「ワーナーブラザーズ(ハリウッド映画)には、映画の製作段階で必ず一般客に見てもらい意見をもらう「試写」という作業があります。
一般客に見てもらい、ストレートな感想をもらい、それを基に映画を創りなおすんです。それの繰り返し。
結果、ジコマンでなくなり、お客さんが見たいものに寄っていく、だから面白くなるしヒットするんです。」
なにー!
あんな凄腕監督がヒットの要因として「才能」ではなく「試写」を挙げたですってー!
大友監督自身、ワーナーブラザーズと契約後、初めての作品が「るろうに剣心」だったようで、「試写」の存在について驚いたと仰ってました。
ビックリする話なんですが、
京都大火編」の船のシーン、元々はあんなド派手な演出じゃなかったそうです。
試写で「もっとこうしたらいい」というお客さんの声をブラッシュアップしていってあの大迫力の映像に変わったらしいですよ。
実は私、「京都大火編」では、その船のシーンが一番圧倒されたところだったので、かなり衝撃でした!!
あのシーンはみんなの声で出来たんだ!と。
この話を聞いて、「るろうに剣心」の大ヒットの真相がわかりました。
すばり「お客さん目線を大切にする」です!!
(もちろん、大前提に大友監督の天才的なセンスあっての話です。)
因みに、邦画の制作においては「試写」はないそうです。
これが、ハリウッド映画が売れて邦画が売れないと言われる原因のひとつなのかもしれないですね。
「お客さん目線を大切にする」かぁ~
・・・あれ?この考え方、どこかで聞き覚えあったような・・・
Σ(・□・;)
あ、空ペンが一番大切にしていることだ!
空ペンのコンセプトといえば「主役はゲスト」。ゲストを楽しませることを第一に考えて結婚式を創っていきます。
やばい!大友監督と同じ創り方!いや、ハリウッドと一緒の創り方してるー!!
だから空ペンの結婚式はゲスト満足度が高いんだ!!
なんて自画自賛してみましたが。
でも本当に、私たちが第一に考えているのは「ゲスト目線」です。
新郎新婦様は「お客様」というより「戦友」という関係。
一緒に仕掛け人となり「ゲストをどう楽しませるか」をあーでもないこーでもないと考えていきます。
結婚式当日では、狙ったところで歓声や笑いが起こると、高砂の新郎新婦さんとアイコンタクトをとりガッツポーズをすることもあります(笑)
送賓時に「今までで一番楽しかった!」なんて言われると、もう小学生みたいに喜んじゃます(^^)/
因みに、今や空前の大ヒットを記録している空ペンの「フォトシュシュ」ですが、
これも、ゲストが楽しめるアイテムを造れないかな、と思ったことから始まりました。
そして、フォトシュシュを使用したお客様からはこんな言葉を頂いてます。
●これまで消極的だった男性ゲストが、フォトシュシュのおかげで積極的に結婚式を楽しんでくれました!
●ゲストの楽しそうな表情がスクリーンに飛んでるのを見て、結婚式をやって良かったと思いました!
●自分が思っていた以上に写真を飛ばしてくれて、ゲストからの愛を感じた!
などなど。
開発後も、ゲスト目線を忘れません。
よりたくさん写真を飛ばしてくれるにはどうしたらいいか?
より楽しませるためにはどうしたらいいか?
みなさんに意見をもらいながら、日々、あーでもないこーでもないと奮闘中です。
まさに、ハリウッド式!
これはもう、空ペンはブライダル界のスピルバーグといっても過言ではないでしょう!
と言うことで、まとめると・・・
【大ヒットするためには、「ゲスト目線」を大切にせよ!】
裏を返せば、
【ゲスト目線を大切にすれば、大ヒットする!】
ということです(^^)/
大事な休日にご遠方からご祝儀を持ってきてくださる皆様。
家族、親戚、上司、友人・・・自分にとって大切な方々が自分の為だけに集まってくれるなんて人生において結婚式かお葬式くらいです!!
そんな貴重な時間だからこそ、「ジコマン」ではなく「ゲスト目線」を大事にして、
「来てよかった!」と感じていただける、大ヒットの結婚式にしたいです。
みなさんも「ゲスト目線」を大切にしてみてください!
ゲストの心に大ヒットすること間違いなしです!!
林 優菜
ウエディングプロデューサー
元俳優。俳優時代、舞台や映画を通して、お客様に楽しんでいただく快感を覚える。その後、空飛ぶペンギン社の型にハマらないユニークな結婚式に出逢いブライダル業界に転職。 「結婚式は最高のエンターテイメントだ!」を合言葉に、ゲストがワクワクするような結婚式創りに励んでいる。
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