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優菜 林

林 優菜

2017.01.03

口下手男子必見!好青年にみせる結婚のご挨拶マナー

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新年あけましておめでとうございます!

株式会社空飛ぶペンギン社のプロデューサー林です。

昨年は空ペン社のオリジナルウエディングのブログをご覧いただき、ありがとうございました!

本年も、皆様の結婚式の準備のお役に立てるような情報を書いていきますので、応援の程よろしくお願いします(^^)

 

 

それでは、新年一発目のブログテーマはこれだ!

「口下手男子必見!好青年にみせる結婚のご挨拶マナー」

 

実は1月って、彼女のご両親への結婚の挨拶にいくカップルがとっても多いんですよ。

 

私の周りにも、このお正月に彼女の実家に結婚の挨拶に行くという人が何人もいます。

しかし、みんな口をそろえてこう言います「はぁ…憂鬱だ」

 

そりゃそうです、結婚の挨拶って一生に一度のことなので、わからないことだらけなのに、絶対に失敗できないというプレッシャーが半端ないですもんね。特に、人見知りの口下手男子にとってはとても辛い。

 

そもそも、結婚の挨拶のゴールは何なのでしょうか。

 

それは、二人の結婚を認めてもらうこと。

つまり「この人だったら娘を任せても安心だな」と思わせるような

安心感のある会話が出来れば良いということです。

 

しかし、緊張している中で、気の利いた受け答えをするのは難しいですよね。

 

でも諦めないでください!

実は会話が上手くできなくても、きちんとマナーを守っていれば、安心感や好印象を持ってもらえるんですよ。

 

ということで、本日は、覚えておきたい結婚式の挨拶マナーについてご紹介していきます。

1 挨拶までにやること編

 

1-1 結婚の意思を伝える

なんの段階もなく突然、結婚の挨拶に行くのは絶対にNGです。特に彼女さんが長女の場合は「結婚」に免疫がないので、不穏な空気になりがちです。

 

①お付き合いの報告②結婚をにおわせる報告③結婚の意思を伝える、と必ず段階を踏んでいきましょう。②の時期に、自分のセールスポイントを親御さんに話してもらっておくなど、彼女さんの協力も必要です。

 

 

1-2 兄弟・母親を味方につける

これまで大切に育ててきた娘を取られる父親の心中は、穏やかではありません。

万が一、当日お父さんとトラブルが起きた時に、兄弟や母親に援護してもらえるよう、彼女さんに事前に根回ししてもらっておきましょう。

 

 

1-3 両親についてリサーチ

当日、会話が弾まない、両親の話についていけない、となっては印象が悪くなります。

事前に職業、出身、趣味など、両親についてリサーチして、ある程度の知識をつけておきましょう。

 

 

1-4 アポイントを取る

当たり前ですが、突然訪問するのは失礼です。事前にアポイントを取りましょう。

訪問に好ましい時間帯は、午前なら10~11時、午後なら2~4時ごろにうかがうのが常識的です。車で訪問する時は、駐車場の確認も忘れずに。

 

 

2 当日に気を付けること

 

2-1 身だしなみ

服装はスーツかジャケットを着用しましょう。シャツがヨレヨレだとだらしない印象を与えるので、必ずアイロン掛けをしてあるものを選んで。

 

また、その人の品位や性格が出てしまう、靴下、靴、カバンなどの小物系は拘りたいところ。ボロボロで汚いものは論外。磨いて綺麗にするか、安くてもいいので新調しましょう。

爪や頭髪を整えることもお忘れなく。

 

 

2-2 手土産を用意する

手土産の金額は3000円~5000円くらい。高価すぎると、親御さんに気を遣わせてしまうので注意しましょう。内容は、親御さんの趣味嗜好に合わせて。

訪問先(実家)の近くのお店で購入すると、やっつけ仕事感が出るので、もし近くに住んでいる場合は、品数が豊富な百貨店やお取り寄せなどを活用するのがおススメ。

 

 

2-3 玄関先でのマナー

コートを着ている場合は、脱いで手に持った状態で、雨の日は傘を折りたたんだ状態で呼び鈴を鳴らしましょう。

 

2-4 靴の脱ぎ方

「失礼します」と一言かけ、まずは正面を向いたまま靴を脱ぎ、玄関にあがります。そのあと、くるりと回転して靴先を玄関ドアに向くようにそろえます。

 

よく靴をそろえる手間を省くために最初からそろえた状態で脱ぎ、お尻から後ろ向きに上がる人を見かけますが、マナー違反です。

 

2-5 座る位置とタイミング

和室の場合、座布団が準備されていますが、勝手に使うのはNGです。出入り口近くの下座に控え、あいさつをし、手みやげを渡し、訪問先の相手から「どうぞ」とすすめられたら、「失礼します」と受けて座りましょう。

 

洋室の場合は、訪問相手に指定されない限り下座(出入口にいちばん近い席と覚えておきましょう)に座るのがマナーです。

 

2-6 手土産を渡す

基本的には最初の挨拶が済んでから渡します。部屋に通された場合は、きちんと着座してから渡しましょう。また、手土産を手提げ袋に入ったまま渡すのはNGです。手提げ袋から出し、きちんと相手の方へ正面を向けて差し出すのがマナー。

「○○さんからこちらのお菓子が好きと伺ったので」と一言添えると更に高感度があがります。

 

2-7 呼び方に気を付ける

彼女のことを普段呼んでいるような感じで呼び捨てにしたり、ニックネームで呼ぶことは避けましょう。「ちゃん」や「くん」は幼い印象を与えてしまうので「さん」付けで呼ぶほうが好意を持たれます。

 

2-8 魔法の相槌「はひふへほ」

ただ「うんうん」と話を聞いているだけでは、話している方は気持ちよくなりません。

そこで会話の中に、「はー!(そうなんですね)」「ひー!(すごい)」「へ~!(知らなかった)」「ほー!(勉強になります)」といった「はひふへほ」の相槌を入れましょう。間違いなく会話が弾みますよ。

 

2-9 迂闊に頷かない

「○○は気が利かない子でねぇ」「○○は料理が下手でねえぇ」など、両親が彼女の至らない点について言及してきても「そうですよねぇ」と迂闊に頷いてはいけません。

「気配りをしてくれる」「料理上手」など相手を褒めるか「そういうところも含めて素敵な女性です」などポジティブな意見に変えていきましょう。

 

2-10 彼女を褒める

親は誰でも自分の子どもが褒められると嬉しいものです。

彼女の良いところは積極的に褒めましょう。

 

2-11 難しい敬語は使わない

無理して難しい敬語を使おうとすると、間違えてしまい逆にイメージが悪くなってしまいます。「です」「ます」レベルで大丈夫なので、身の丈に合った言葉を使いましょう。

 

2-12 家族の話を入れる

これから大事な娘を任せる人は家族を大切にする性格であってほしいものです。

「僕も休日には妹とよく遊ぶんです」や「甥っ子姪っ子が可愛くて」などさりげなく自分の家族の話を入れて「家族愛」をアピールしましょう。

 

2-13 とにかく笑顔

人間は笑顔を見ると、好印象や安心感をもちます。緊張しているからこそ笑顔を心がけましょう。特に会話が苦手な人は、常に笑顔でいることを心がけて。

 

2-14 結婚の申し出は自信を持ってはっきりと

親御さんが何よりも願っているのは「娘の幸せ」です。自分に自信のない人に大切な娘を任せることはできませんよね。

「娘さんを必ず幸せにしますので結婚させてください」と目を見ながら自信を持って言って安心させましょう。なお「○○さんをください」という言い方も広く聞かれますが、女性の両親のなかには「娘はモノではない」と思われるケースがあるので避けましょう。

 

2-15 自分たちから結婚式の話はしない

結婚を認めてもらう前に、既に結婚式の話をしているのが分かってしまうと、親御さんにとって良い印象ではありません。

既に話をしている状況であっても、「これから考えるところです」「ぜひ、お父さんお母さんの意見を聞かせてください!」などと言いましょう。

 

2-16 長居しない

親御さんに食事などを勧められない限りは、長居をしないのがベターです。

「お忙しいですよね?お時間大丈夫ですか?」「ご迷惑じゃないですか?」など、会話の途中に気遣いを見せると好印象です。

 

2-17 退席

コートは手に持った状態で、玄関でお礼の言葉を述べ、帰ります。 もし、相手両親から、コートを着ることをすすめられた場合は、「ありがとうございます」とひと言添えて従うほうがよいでしょう。

 

 

 

後日やるべきこと

 

3-1 お礼の手紙やメール

結婚挨拶に伺ったら、後日、相手方を通してではなく、数日以内に直接ご両親にお礼状を送りましょう。内容は、結婚の報告が出来たことや楽しい時間を過ごせたことの感謝が良いです。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 会話が上手くできなくても、上記のポイントさえつかんでおけば、好感度はアップできます!

ぜひ試してみてくださいね(^^)

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優菜 林

林 優菜

ウエディングプロデューサー

元俳優。俳優時代、舞台や映画を通して、お客様に楽しんでいただく快感を覚える。その後、空飛ぶペンギン社の型にハマらないユニークな結婚式に出逢いブライダル業界に転職。 「結婚式は最高のエンターテイメントだ!」を合言葉に、ゲストがワクワクするような結婚式創りに励んでいる。

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空飛ぶペンギン社で働くスタッフによるブログです。オリジナルウエディングを作るコツから結婚式準備のお役立ち情報まで発信していきます!

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