結婚式の準備中、気になるのが「お金」について。
価値観はそれぞれ違うので比べる必要はないですが、それでも、みんなが何にどれくらい使っているのか知りたくなりますよね。
そこで、今回は、ゼクシィトレンド調査2016首都圏版をもとに、結婚式かかる費用についてご紹介。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

【調査概要】
調査機関　2016年４月22日～6月6日
調査対象　2015年4月～2016年3月に結婚（挙式、披露宴・披露パーティ）をし た、もしくは結婚予定があった『ゼクシィ』読者5,223人。

結婚費用

※結婚費用＝結納・挙式・披露宴・二次会・新婚旅行に掛かるお金

まずは、結納～新婚旅行までに掛かる総合額について見てみましょう！

結婚費用の総額（※結納・挙式・披露宴・二次会・新婚旅行）

500.4万円

結婚費用のための夫婦の貯金

331.2万円

結婚費用に対する親からの援助

194.5万円

食事を含めた結納式の費用

15.3万円

食事を含めた両家の顔合わせの費用

7.1万円

結納金の金

92.0万円

結納返しの費用（現金を贈った人）

47.7万円

≪注目≫

結納・顔合わせの実施についてアンケートを取ったところ、「結納のみを行った」は、全体の４.４％、「顔合わせの食事会のみ」は、76.9％「両方行った」は、13.3％という結果に。

挙式披露宴の平均総額　※招待客人数平均は68.6人

385.5万円

婚約指輪の平均金

35.9万円

結婚指輪の平均金額（２人分）

25.8万円

新婚旅行

61.6万円

挙式、披露宴・披露パーティーに掛かるお金

※招待客人数平均は68.6人

挙式、披露宴・披露パーティー総

385.5万円

挙式料

37.4万円

≪ワンポイントアドバイス≫
挙式の料金は、人前式＜教会式≦神前式の順番で費用が掛かります。挙式の形式に拘りが無ければ、人前式にすることで費用を抑えられますよ。

料理＋飲み物（ひとりあたり）

2.0万円

新婦の衣装

45.3万円

ウエディングドレス

26.5万円

カラードレス

23.7万円

白無垢

22.3万円

色打掛

29.2万円

≪ワンポイントアドバイス≫
一生に一度の結婚式とはいえ、2着で45万円って高いですよね。
当たり前ですが、デザイン性が良くなればなるほど値段は上がっていきます。

しかし、知っていてほしいのが、実はゲストは細部まで見ていないということです。また、写真や映像に残るのは、バストアップがメイン。つまり、全体的にデザイン性が良くなくても、上半身がよければ良いのです。

「全体」ではなく「上半身」に注目して衣装を探せば、ランクアップせずに素敵な衣装が見つかるかも！？因みに、2016年に人気だったドレスの型は、ダントツでAライン、次いでプリンセスライン、マーメイドラインです。

新郎の衣装

16.3万円

ブライダルエステ

9.7万円

≪ワンポイントアドバイス≫

エステの内容は、シェービング、ネイル、フェイシャルケアを行う花嫁さんが多いようです。実施回数は、平均で6.3回。本番直前にエステを開始すると、施術剤が合わない場合に逆に肌荒れしてしまうなど、トラブルの原因になります。エステは余裕を持って開始しましょうね。

ギフト（ひとりあたり）

※引き出物、引菓子、引菓子以外の食べもの飲み物

6.4千円

≪ワンポイントアドバイス≫

ギフトは、招待客との間柄や性別によって贈り分けをしている人がほとんど。贈り分けパターン数は、「3パターン」または「2パターン」が多いようです。

プチギフト（ひとりあたり）

294円

ブーケ（一個あたり）

3.4万円

≪ワンポイントアドバイス≫
使用後のブーケってみんな一体どうしているの？と、気になるところですが、約三割の方が「押し花、ドライ加工」をして半永久保存をしているようですが、それ以外は、人にあげたり、自分で持って帰っているそうです。もっと保存している花嫁さんが多いと思っていましたが、意外な結果でした。

会場装花

19.1万円

ウェルカムアイテム

1.8万円

スナップ撮影

22.6万円

≪ワンポイントアドバイス≫
写真に22万円！？と驚く方も多いのではないでしょうか。これは、写真撮影に加えてアルバム作成がセットになっているからです。会場によっては、アルバムにせずにデータのみの納品にすることで割引してくれることがありますので、アルバムの必要ない方は相談してみるといいです。

また、外部のカメラマンにお願いすることで費用を削減できる場合もあります。ただ、安さで選びすぎると、写真のクオリティーが落ちてしまうこともあります。外部業者にお願いする際は、契約前に、これまでに撮影したサンプル写真を見せてもらいましょう。

前撮り撮影

11.6万円

ビデオ撮影

19.6万円

親へのギフト金

3.5万円

≪ワンポイントアドバイス≫

親へのギフトの内容は、花束が圧倒的に多く、次いで手紙、写真、ぬいぐるみの順に人気。選ぶ際のポイントは「感謝の気持ちを表すことが出来る品物であるかどうか」「実用的であること」が重視されています。

見積もりより上がった金

111.7万円

≪ワンポイントアドバイス≫

式場見学で最初にもらう見積もりは、プロフィールムービーやスナップ写真などの記録アイテムが入っていないシンプルなプランや、入っていても最低ランクのアイテムで計算したものが多く、後々、アイテムの追加やランクアップやせざるを得ない状況になることがあります。初めて式場見学に行くときは、これまでに行ったリアルな結婚式をもとに見積もりを取ってもらうようにしましょう。

ご祝儀総

232.0万円

依頼した専門の司会者の費用

7.6万円

招待状1部あたりの作成費用

409円

席札1部あたりの作成費用

164円

席次表1部あたりの作成費用

415円

二次会費用

二次会会場に支払った総額

37.0万円

二次会で着用したウエディングドレスの費用

4.9万円

二次会会費

男性8000円
女性6000円

最後に

各金額をみて「結婚ってこんなにお金が掛かるの！？」と驚いた方も多いと思います。

しかし、今回ご紹介した金額はあくまで平均額です。

ポイントをおさえれば大幅に節約することも可能です。「何にどれだけお金を使うか」の価値観は人それぞれなので、自分が重要だと思うポイントをしっかり見定めて、そこに絞ってお金を使うことが大切です。