お世話になった人や呼びたい人を考える
「お世話になった人」や「この人に見守ってほしい」「感謝を伝えたい」と思う人を思い浮かべます。
1.思いつくままリストアップ
リストアップする上で、おすすめなやり方が、「時代別」に書き出すこと。
・幼稚園・小学生
近所の幼馴染、恩師
現在は遠く離れていても、帰省すると再会する人など。家族が近所付き合いを続けている場合もある。
・中学生・高校生
同級生、先輩、部活の仲間、恩師
クラスメイトや部活動で一緒に頑張った仲間など、今でも時々近況を報告し合う友人たち。
・大学・短大・専門学校生
同級生、先輩、ゼミやサークルの仲間、恩師
学校の友人のほか、バイト先などで知り合った人たちも忘れずに。
・社会人
同僚、先輩、上司、取引先の人
日ごろお世話になっている職場関係者。好き嫌いだけではなく、立場やつながりなども考慮しよう。
・その他
親族はもちろん、他には習い事や趣味の集まりなど、お世話になった人たちも忘れずにリストに加えよう。
2.リストアップした人をタイプ別に分ける
時代別にリストアップしたら、次は親族も含め、友人や職場の関係者などふたりとの関係性でグループ分けをしよう。これはどんなスタイルの結婚式にしたいかを考えたり、後で席次を決めたりする際にも重要となる。
・友人・知人
個人的な仲の良さ以外にも、横のつながりも考慮しよう。グループ単位でリストアップすることが重要。
・職場の人
現在の職場や部署だけではなく、これまでお世話になった職場や部署の人たちも忘れずに。
・親族
親の付き合いもあるので、まずは親に相談し、リストアップを頼んでみよう。
3.「優先順位」を考える
お世話になった度合いや今後のお付き合いをイメージして優先順位を決めます。
・優先順位が高いAグループ
親友など「ふたりの希望で必ずご招待したい人」を筆頭に近しい間柄の親族や主賓をお願いする上司や恩師などは真っ先に招待リストに加えよう。
・できれば呼びたいBグループ
仲の良い友人グループや、現在の職場の上司や同僚など、今、お付き合いしている人たちはこのグループです。自分の式に呼んでくれた人もご招待するのが礼儀。
・余裕があれば呼びたいCグループ
最近仲良くなった人や遠方に住んでいてなかなか会う機会のない友人、遠い間柄だけど親が招待を希望する人たちなどがこのグループです。
親の意見を聞く
親にとっても、子の結婚式は人生の一大イベント。親なりの想いがあり、もしかしたらゲストの人選にも関わりたいと願っているかもしれません。親の意見も聞きながら、準備を進めましょう。
1.ふたりの「結婚式」のイメージをまず親に話そう
「こんな結婚式にしたい」というイメージが固まったらそのイメージを親にも話しておくと良い。ゲストの顔ぶれが、会場や挙式スタイル・披露宴の内容を左右することもあるので、親族のリストアップをする前に伝えておくとよい。
2.親の考えや意見を聞き、ゲストのイメージをすり合わせる
親が求める「ゲストの顔ぶれ」も聞いておこう。もし親と意見が違っても、きちんと話をすることで解決できることが多い。あとでモメるより、この最初の段階で、親とすり合わせをしておけば、あとがスムーズに進みます。
※親族のリストアップは親に任せるとラク
叔父や叔母の配偶者、いとこ、遠方の親族などの招待は微妙に迷うところ。三親等だけど付き合いがない場合も同様。親族間の取り決めもあるのでここは親に任せて。
3.親と意見が合わない場合は歩み寄りながら解決
親の言い分にも一理ある。無視したり、意地を張りすぎてモメるのはタブーです。
親と意見が分かれても、黙って推し進めては後が大変です。結婚は、相手の家との結婚でもあります。相手の印象が悪くならないよう、自分の親との話し合いは自分で行うのが鉄則。
※お互いが考える人数や顔ぶれにギャップがあるときは?
親が希望する親族みんなを呼べない場合は、別の日に宴席を設ける手もあります。代替案を示しながら、「呼びたいけど現実的には難しい」ということを伝えていくことが大事です。
※お互いが考える「結婚式のイメージ」にギャップがあるときは?
「カジュアル」や「伝統」という観念は人それぞれ。世代によるギャップもある。まずは「ふたりが大切にしたいこと」を伝えると、すんなり歩み寄れる場合も。
※:遠方のゲストについては費用面での相談も同時に
遠方に親族がいる場合、費用についても、親に相談しよう。
続きはこちらから 「招待するゲストのグループ構成を決め確定する」