■装花
・乾杯のグラスに飾る花、ケーキの前に飾る花、ケーキカットのナイフにつける花、ひとつひとつがこんなに高いとは。
テーブル以外にも装花代はかかります。式場にとってはドレス・花あたりは業者からのマージンも大きいので、何かと花で飾るよう提案してくることが多い。必要なら花にし、あとはリボンなど他のもので飾ることができないか、考えよう。
・プラン内の装花はかなりボリューム不足で結局金額を上乗せした。
花の本数のほか、どんな花を使うかによって金額が上下する。ボリューム重視の場合は、高くない花を中心にすると見た目も豪華で安くすむ。花だけではなく、キャンドルなど花以外で会場を装飾する工夫もするといい。
・テーブル装花を入れ物ごと持って帰ったゲストがいて、300円×個数分の請求がきた。
装花の打ち合わせの際、どんな入れ物が使われるのかもチェック。間違って持ち帰らないよう、プランナーに相談するとよい。
■ビューティー
・新郎のヘアメイク代が、髪をスタイリングしてファンデーションを塗って5000円、ベストを着替えて2000円かかった。
こういう自分でできそうなことは自分でやろう。プロにお願いするとお金がかかる。
当日に「やりますか?」と聞かれると思うので、「それは料金かかりますか?」とひとつひとつ確認を。
・お色直しのメイク代がティッシュでテカリを押さえて口紅をつけ直しただけで、1万50000円アップ。
会場やヘアメイクの依頼先などによっては、ちょっとしたお色直しに別途料金が発生するケースも。契約前に確認しないと、当日になってからでは遅い。
■写真
・当日、会場のスタジオで家族写真を撮影。焼き増し代が1部5000円も。
スタジオでの記念写真はサイズが大きく、台紙に張る作業もあるため、高くなることが一般的。焼き増しは町の写真屋さんにお願いするなどして、安くしよう。
・当日ゲストがわたしたちと写真を撮ろうとしたら、会場スタッフにとめられ、追加料金が発生する、とその場で言われた。
これはかなり悪質な会場です。ゲストと一緒に写真が撮れないというのはありえません。
こういう会場は、契約前にはそういったことは意図的に隠すでしょうから、事前チェックは難しいですが、やはり事前に、何に料金がかかるかを一覧でもらいましょう。
もらえない場合は、請求されても聞いていない話なので、戦いましょう。
■飲食
・ケーキは完全オリジナルでお願いしたら、チョコで作るバラがひとつ500円とか、いちいち細かくお金をとられた。
オリジナルアイテムは事前に料金を把握するのが難しいので、予算を伝えてその予算内でやってもらうようお願いしよう。
・車でくるゲストのためにノンアルコールが多いコースにしたら、全体で7万円アップ。
結婚式会場はなぜあんなにケチなのか、というくらいコースのドリンクの種類は少ないのが一般的。こちらも契約前に確認して、交渉しておくといい。
・「ウェルカムドリンクはお出ししていいですか?」と聞かれて「はい」と答えたら、4万円の請求がきた。
基本的に、会場が「○○はいかがいたしますか?」「○○はご用意いたしましょうか?」というのは100%有料です。タダでは何も動いてくれないのが、結婚式場です。
・フリードリンクの種類を増やしたつもりだったけど、そのコース以外のワインを頼んだゲストがいて、結構な出費に・・・
ゲストの暴走は防ぎようがないが、事前にゲストの好みを把握して、コースを選んでおくなどすれば被害は最小限に。。。とはいえ、ゲストによろこんでもらえるならこの手の出費は気持ちよく払おう。
■ペーパーアイテム
・1通1000円の招待状が50人で5万円。さらに宛名の筆耕代が1通200円で1万円。
招待状をプロにお願いする場合は、人件費がかかるので、プロにお願いしないといけないのか、などゲストの顔ぶれなどとのバランスで決めよう。
・業者にウェルカムボードを3万円で発注したけど、どこにでもありそうなフツーのやつで損した気分になった。
業者は大体、いくつかのデザインパターンを持っていて、そのパターンにはめ込むだけなので、オリジナル感がでないことが多い。オリジナルにこだわっている業者などを探そう。
(その場合は料金は少し高くなるのでご注意)。
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