林 優菜
2016.10.12
結婚式レポート♡Three-legged race wedding~愛の二人三脚婚~
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こんにちは、株式会社空飛ぶペンギン社のウエディングプランナー&広報の林です
めっきり秋ですね。空ペンオフィスの向かいには小学校があるんですが、秋の運動会で盛り上がる歓声や声援でとても賑わっています。
運動会の人気種目といえば、リレー・綱引き・借り物競争などがありますが、その中のひとつが「二人三脚」!これって結婚に通じるものがありませんか?
体格も性格も育った環境も違う二人が息を合わせて進んでいく。一方が自己中心的なプレーをすればたちまちバランスが崩れ、転げてしまいます。因みに、私も小学生のころ、二人三脚で転げて顔面強打した思い出があります。
結婚も同じで、どちらかが自分勝手に振る舞ってしまうと、うまく進めない。お互いへの信頼や思いやりが必須となります。しかし、現代は「おひとりさま」全盛の時代。
外食や宅配、洗濯など、さまざまなサービスが充実し、「一人で生活が完結」しやすい環境にあります。それだけに、自分のペースを優先してバランスを崩してしまった・・。なんてカップルも多いのではないでしょうか。私もそうです。
そんな、おひとりさま時代に、人生の山も谷も二人三脚で乗り越えているカップルがいたら素敵ですよね。いや、いたんです!
前振りが長くなりましたが、本日は、そんな息ぴったりのおふたりの結婚式のレポートです。
愛の二人三脚婚
コンセプトが決まるまで
FMラジオプロデューサーの新郎さんと、薬剤師の新婦さん。
おふたりは二人三脚のギネスを更新するイベントで出会いました。
お互いに好奇心旺盛で勉強熱心な性格。交際開始後は、一緒にセミナーやイベントに参加するなど、お互いを高め合いながら順風満帆に愛を育んでいきました。
そんな中、病や仕事のトラブルといった困難が二人に襲い掛かります。絶望の淵に立たされたふたり。しかし、ふたりを救ったのは、他でもないお互いへの「愛」でした。
どんな状況になっても、お互いを信じ続け、さらには困難に立ち向かい乗り越えたのです。
このお話を聞いたとき、あぁ結婚式のテーマはこれしかないなと思いました。そう「二人三脚」です。
おふたりからは、とにかくゲストを楽しませたい!というご希望があったので、参加型のコンテンツを盛り込むことで 全員が楽しめて会場が一体となる結婚式を企画することになりました。
パーティーレポート
ウェルカムタイム
おもしろフォトブース
「開宴までの待ち時間も楽しんでいただきたいけど、ありきたりは嫌だ!」と、仰っるおふたり。ちょうど、受付で号外新聞をゲストに配布するとのことでしたので、それに合わせて「号外風フォトブース」を作りました。フォトプロップスも「次はワタシ♡」「置いてかないで!」「結婚は忍耐だ!」など、シャレをきかせることで、普段フォトブースで写真を撮らないような男性やご年配も撮りたくなるフォトブースに仕上げました。
フォトシュシュ
大変な熱狂が予想される「二人三脚婚」!白熱の瞬間をサポーターみんなで激写しフォトシュシュで感動を共有します。
当日は、新郎新婦やゲストの笑顔や変顔がスクリーンに随時飛んできて大盛り上がりでした!
オープニングムービー
これから始まる結婚式のコンセプトを伝え、ゲストの期待感を煽ります。これからおふたりは愛の二人三脚のレース(結婚式)に出走します! そしてゲスト皆さまがお二人のサポーターですという参加型結婚式にゲストからは「オォ!なんか楽しそう!」という歓声と拍手が。
挙式・披露宴
人前式
人前式は、お父さんから新郎さんへと「人生のバトン」が繋がれる感動的なシーンになりました。
サポーターの大歓声の中、まずは新郎さんが入場。
続いて、新婦さんと、今日まで新婦さんの人生を二人三脚で歩んでこられたお父様の入場。お父様の手には、「人生のバトン」しっかり握られています。
そのバトンをお父様から知宏さんへしっかりと繋ぎました。
実は、このバトンはリボンを解くと「宣誓書」になります。父から新郎さんへ繋がれる「愛」のバトンという演出にしました。誓いの言葉は、おふたりオリジナルにすることで、盛り上がりました。
プロフィールドキュメンタリー
おふたりはどのようにして出会い、結婚に至ったのか。
おふたりしか知らないオモシロネタや事件などを再現映像やインタビューを交えながらコミカルに紹介していきます。コミカルにというのがポイント。
結婚式のゲストって、新郎新婦さんのどちらか一方しか知らないことがほとんどです。「どんな人なのかよくわからない」ままだと、結婚式を心から楽しめません。そこで、空ペンでは、新郎新婦の人となりが伝わるプロフィールムービーを作っていますが、ただ、美談ばかりを延々と流されても、正直、ゲストは退屈ですよね。ということで、バラエティー番組のような笑えるプロフィールムービーを制作します、
因みに、今回は「虫も殺さないような優しい新婦が、ある事件をきっかけに般若に変貌した」という再現シーンを入れました。新婦さんの意外な一面を知ったゲストは、大爆笑でした。
再入場
プロフィールムービーの流れで、新婦さんが般若の面を被って登場!!会場は、笑いと歓声が沸き起こりました。
高砂到着後は、ゲストが般若の面を使って記念撮影♡ゲストから「貸して~!」と大人気でした♡新婦さんのサービス精神に感動です。
余興「愛の二人三脚 最強のバディ決定戦!」
「我々こそ最強のバディだ!」というご夫妻orカップルを募り、新郎新婦VSゲスト夫妻で3本勝負!!
お題「理解力」では、ドキドキ度を測るセンサーを新婦とゲスト奥様に装着!新婦と奥様が喜ぶような言葉をパートナーに叫んでもらい、どちらがよりたくさんドキドキさせられるか勝負しました。
みんなでつくるエンドロール
ゲストがフォトシュシュに飛ばしてくれた写真で作る参加型のエンドロール。「こうゆうことだったのか!」「私が撮った写真がエンドロールになってる!」と、最後の最後まで皆さんに楽しんでいただけました。
送賓・プチギフト
「二人三脚」文字入りお菓子。最後までぶれずに世界観を伝えることで、ゲストの印象に残る結婚式になります。10年後、もし結婚式の話になったとき、ふたりの結婚式=二人三脚となるハズです。
ゲストからはこんな嬉しい言葉をたくさんいただきました。
空ペンより
最後の最後まで大盛り上がりでしたね!
一年前、某ウエディングイベントで空ペンと出会ってくださった新郎新婦様。それから「度肝をぬいてやりましょう!」を合言葉に(代表原の口グセ)、一年間、二人三脚で突っ走ってくださいました。
結婚式が大成功したのも、自分よりも周りを大切にする優しくてユーモアいっぱいのおふたりのおかげです。本当にお疲れさまでした。末永くお幸せに!
結婚式を終えて一か月。新郎新婦は今、何を思う!?おふたりの直撃インタビューはこちら
林 優菜
ウエディングプロデューサー
元俳優。俳優時代、舞台や映画を通して、お客様に楽しんでいただく快感を覚える。その後、空飛ぶペンギン社の型にハマらないユニークな結婚式に出逢いブライダル業界に転職。 「結婚式は最高のエンターテイメントだ!」を合言葉に、ゲストがワクワクするような結婚式創りに励んでいる。
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