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優菜 林

林 優菜

2017.03.01

結婚への第一歩!彼ママに気に入られる結婚挨拶テクニック7つ

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「結婚は、家同士の結婚でもある」とよく言われます。

それだけに、彼の両親への結婚挨拶って、とっても緊張しますよね。

もし、結婚の挨拶が上手くいかなければ、めでたく結婚できたとしても、後味の悪い結婚式になってしまったり、後々の家族付き合いに影響がでる可能性が高いです。

また、中には、彼ママに反対されてしまい、婚約解消!という驚くような話も実際にあります。

「○ザコンか!」と言いたいところですが、やはり男の子にとってお母さんは特別な存在。お母さんは、相当な発言権と影響力を持っているのです。

つまり!おふたりが幸せな結婚が出来るかどうかは、結婚の挨拶で、彼ママに気に入られるかどうかに掛かっているといっても過言ではないのです!!

そこで本日は、「彼ママに気に入られる結婚挨拶テクニック」をご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

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結婚挨拶の基本マナー3つ

①先に女性側の家を訪問する

最初に女性宅へ挨拶に行くのが一般的とされています。

ただし、絶対というわけではないので、両家の距離や都合に合わせて臨機応変に対応して。

②食事時は避け、休日に伺う

こちらがお伺いする立場なので、両親の都合を優先しましょう。

食事の時間帯は、食事の準備などで両親に気を遣わせてしまうので避けましょう。休日の14時~15時ごろがベストで、夕飯の支度前に失礼するのがスマートです。もし、相手から時間や場所の指定がある場合には、それに従いましょう。

③事前に相手の情報を伝えておく

たまに、段階を踏まずに、結婚の挨拶に行くカップルがいます。が、これはおすすめできません。

子どもの結婚相手のことを何も知らない状態で、「○○さんと結婚します」と言われても、親としては心配ばかりが膨らんでしまい、心から賛成できないのです。いきなり結婚の報告・挨拶ではなく、挨拶までに何度か顔を合わせて段階をふみましょう。遠距離で合うのが難しい場合には、彼から両親に自分のことを伝えてもらっておきましょう。

身だしなみとマナー

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身だしなみ

訪問時のマナーとともに、服装は第一印象を左右する重要なポイントです。

明るい髪の色や派手なネイルなどは、親にとって不安要素になりような身なりは避け、清潔感のある装いを心がけましょう。以下、各項目をチェックしてみてくださいね。

服装

セミフォーマルな場なので、スカートを着用しましょう。正座する可能性も考えて、タイトなタイプは避けましょう。色は、淡いピンクやブルーなど明るい色がおススメ。

メイク

ナチュラルメイクで上品に仕上げましょう。過剰なアイメイクは控え、口紅は明るめがベターです。派手なマニキュアや付け爪、きつい香水はNG。

髪の毛

明るすぎる茶髪や、金髪は避けましょう。ロングヘアの場合は、ハーフアップにすると清潔感と女性らしさがでます。

アクセサリー

ジャラジャラと派手に付けるのは清楚な印象を与えません。小ぶりなものを選び、さりげないオシャレを心がけましょう。

バッグ

大きなものは持ち込まず、ハンカチがすぐに取り出せるような、小さめのものを用意しましょう。また、汚れや傷のないものを選びましょう。

足元

脱ぎ履きしやすく、落ち着いた色味のパンプスが好ましいです。必ずストッキングや靴下を履きましょう。ブーツやミュール、網タイツはNGです。

基本の訪問マナー

結婚のご挨拶だからといって特別なことはありません。難しく考えず、日ごろ社会人として行っている訪問マナーを思い出し、実践してみて。忘れている人は、これを機に、訪問マナーについて見直してみましょう!

■約束の時間に到着しましょう。早すぎる到着もNGです。

■玄関先ではコートを脱いで待ちましょう。

■靴は正面を向いて脱ぎ、上がってから向きを揃えます。

■手土産は、袋から出して渡す。

■初対面の場合は、自己紹介をする。

■長すぎる滞在は失礼。1~2時間でおいとまする。

スムーズな応対

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相手の家を訪問した際には、結婚の経緯や、今後の将来設計など、一歩踏み込んだことを質問されることもあります。

ここで、曖昧な回答をしたり、口ごもってしまうと、親にとっては不安要素となってしまします。安心してもらえるように、親が気にしそうなことは、事前にふたりで話し合って、スムーズに答えられるようにしておきましょう。

以下は、両親から質問されやすい項目です。ぜひ、挨拶前にふたりで話をすり合わせておいてくださいね。

プロポーズの経緯

「友人の紹介で出会った」「付き合い始めて○年」など、出会いから結婚に至るまでの経緯をまとめておきましょう。

結婚式について

結婚式を挙げるのか、それとも挙げないのかも親として気になるところです。

なので、時期や規模などふたりの意見をすり合わせておきます。ただ、あくまで希望といった形で伝え、「私たちはこう考えていますが、お父さんお母さんは、どう思いますか?」と両親の意見を聞きましょう。ふたりで決めるというスタンスは、印象が悪くなります。内容が決まっていたとしても、一度は相談するようにしましょう。

入籍などの日取り

結婚式の前なのか後なのか。婚姻届けを提出するタイミングも重要です。

というのも、新居への引っ越しなどにも関係してくるからです。親世代には、結婚式前に入籍することをよく思わない人もいるので注意が必要です。また本籍をどこに置くのかも重要です。希望を伝えた上で「どう思いますか?」と必ず親の気持ちを確認しましょう。

結婚後の住まい

新居をどこにするのかは、親にとってはとっても大事!

同居してほしい、近所に住んでほしい、と言われたときにどう答えるのかも、ふたりで話あっておきましょう。引っ越しの時期なども明確にしておくと、きちんと考えているな、と安心感を与えられますよ。

長期的な人生設計

結婚後は共働きをするのか専業主婦になるのか。

相手が転勤になったときはどうするのか、子どもはどうするのか、など親が気になるのは、ふたりの将来設計です。具体的なイメージはできなくても、大まかなプランについては説明できるようにふたりで話合っておくと良いでしょう。

質問力と魔法の相槌「はひふへほ」

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自分に興味を持ってもらえると誰だって嬉しいものです。

両親の趣味や、彼の子どもの頃の話など、たくさん質問しましょう。ポイントは、事前に彼に両親のことをリサーチしておくこと。予め趣味などが分かっていれば、予習も出来るので話に深みが増しますからね。

もし分からないことがあれば、わかったふりをするのではなく「すみません、わからないので教えてください!」と正直に聞いた方が好感度が高いです。

また、会話の相槌は「はひふへほ」を使って聞き上手感をアップ!

「はぁ」

すごいお話を聞いた時、ため息のようにつくあいづち

「ひぇ~」

こちらもすごいお話を聞いた時、びっくりして思わず出てくるあいづち

「ふーん」

「なるほど~」との思いを込めて言うあいづち

「へぇ」

 こちらも「なるほど」という思いですが、ちょっと驚きも入っています

「ほぉ」

女性はあまり使わないかもしれませんが、こちらも感嘆の気持ちがこもったあいづちです。

ノロケで心を鷲掴みにする

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彼の両親の前でのろけ!?と驚かれるかと思いますが、これで相手側の心を鷲掴みにしている女性は多いです。

ただ、勘違いしてほしくないのは、ノロケ=イチャつくではないということです。

ここでのノロケはとは、「彼は自分にとってこんなに素晴らしい男性である」と彼を誉めたたえること。自慢の息子のことを褒められ、女性を幸せにできる男に成長したことを実感し、嬉しくならないはずがないのです。また、息子を褒めることは両親の育て方を褒めることにもなります。「おふたりの息子は日本一!」そんな気持ちでのろけてみましょう。

「遠慮しすぎない」態度

結婚の挨拶に行けば、きっと相手方はお客様としてもてなそうとするはずです。彼の両親に気に入られたいと思うと緊張し、いろいろと遠慮してしまうものですが、「遠慮をしすぎないこと」が大事。

遠慮をしすぎることは、相手の好意をいらないとつっぱねていることと同じです。ある程度は遠慮しつつも相手方が強くすすめるものについては「ではありがたく」と頂戴しておく方が可愛げがあります。

めげないポジティブ思考

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極端な話ですが、彼の両親がお嫁さんに一番に求めるものって「前向きな思考」だと思います。

今の世の中、何が起こるかわかりません。病気や事故、リストラ、倒産。そんなと障害に見舞われた時、前向きに笑顔で家庭をささえてくれる芯の強い女性なのか、それともネガティブになりダメになってしまう女性なのか、あなたの器量を知りたいのだと思います。

もしかすると、挨拶の時にネガティブな態度や言葉を掛けられるかもしれません。

その時は、逆に、器量をみせるチャンスだ!と思って、笑顔でポジティブな受け答えをしましょう。きっとあなたのことを、器量のある女性だと見直すでしょう。

電話と手紙でアフターフォロー

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「頑張って練習したのに、緊張して、うまく振る舞えなかった・・・。」そんな時は、帰宅後すぐの連絡とお礼の手紙でフォローしましょう。

手紙は挨拶後2~3日の間に送るのがベスト。

自分たちの為に時間を割いてくれたこと、結婚の承諾をしてくれたことへの感謝の気持ちを綴りましょう。また、ご挨拶の時の会話の内容などを盛り込むと印象が良くなります。

ただ、結婚するまでは、身内とはいえません。あまり砕けた内容にならないように注意しましょう。

結婚のあいさつQ&A

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Q.手土産はどんなものが良い?

A.高価すぎないものを

あまり高価なものだと気を遣わせてしまいます。3000円~5000円程度がいいでしょう。相手の好みに合わせて用意しておき「○○が好きだと聞いたので」と一言添えて渡すと印象がよくなります。また、地元の名物も話のネタになるのでおススメです。

気をつけたいのは、ご両親のお家の近くのお店で購入しないこと。やっつけ仕事な印象になりますので、必ずご実家から離れたエリアで購入しましょう。

Q.会話が盛り上がらない時は?

A.相手の親がどんな人なのか、事前にリサーチを

訪問前に、趣味や食べ物の好みを聞いておき「○○さんから伺いました」と話題にしてみましょう。初回は挨拶が目的なので、あまり話が盛り上がらなくても、気にする必要はありません。長居せずに潔くおいとまして、後ほど、「緊張してしまい…」とフォローの連絡をしておきましょう。

Q.家事の手伝いは申し出るべき?

A.基本的にはお客様でOKですが、一言たずねて

彼のお家に訪問した際には、家事を手伝うべきか悩みどころですよね。

基本的には、初回は「お客様」で問題ありません。ただ、何も言わずに待っているだけでは気遣いのない人だと思われてしまいます。「手伝いましょうか?」と一言たずねて、もし必要ない場合は、出しゃばらずにお任せしましょう。

Q.結婚を反対されてしまった

A.少し時間をおいて、再度お伺いしましょう

初めての訪問で、結婚を快諾してもらえるとは限りません。特に、ご両親と初対面の場合は、結婚に対して心配の気持ちも大きく、反対される確率も高くなるでしょう。

でも諦めないで。その日は、潔く切り上げ、時間をおいて再度お願いに上がりましょう。親は子どもの幸せを願っています。お互いが誠実に思いあっていることを伝えれば、きっとご両親も納得してくれるはずです。間違っても、彼を責めてはいけませんよ。

Q.結婚の話を切り出すタイミングは?

A.自己紹介後の歓談の後にすぐしましょう

歓談が長引けば長引くほど、どんどん切り出しにくくなってしまいます(笑)かといって、早々に切り出すもの空気が硬いままでよくありません。

おススメは、自己紹介をして、10分くらい歓談をしたあと。必ず、男性から、話を切り出しましょうね。

先輩花嫁の体験談

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「ほう・れん・そう」を怠り、悪印象に

同棲も結婚も結婚式も、基本的にふたりで決めて、両親には「事後報告」という形で連絡していました。すると、彼の両親に会った時に「○○さんの家は、一緒に決めているらしい」とチクリ。親はいくつになっても子どもの事が気になるものです。ちゃんと「どう思いますか?」とお互いの両親に確認をしながら話を進めるべきでした。

彼の母に反対され、別れ話に発展

結婚の挨拶に行ったときに、彼のお母さんから「もう少し、じっくり考えてからでいいのでは?」と結婚を反対されてしまいました。彼も、親の前だからなのかお義母さんの意見に納得してしまい、結局、承諾されずに帰宅。帰り道、悲しさと苛立ちで胸がいっぱいになり、彼に「なんでかばってくれないのよ!別れる!」と別れ話を切り出し大喧嘩に発展してしまいました。後々、友達に相談すると、意外とよくあることだったようなので、今思うと、もっと冷静になれば良かったなぁと反省してます。

いつもの呼び方で呼んでしまい

普段、彼のことは呼び捨てで読んでいる私。挨拶に行った時もその癖がでてしまい、彼の両親の前でついつい呼び捨てで呼んでしまいました。一瞬、「えっ!?」という空気が流れ、凄く恥ずかしかったです(笑)

前向きな対応と、笑顔で好感度アップ

結婚の挨拶の時は、難しいことは考えず、とにかく明るく笑顔でいることを心がけました。あれから数年後。今でも旦那の実家に遊びに行くたびに「あなたの明るく元気な姿を見て、安心できたのよ。女性はそれが一番大切よ。」と言われます。ご近所さんにも、「明るくていい子なのよ~!」と自慢してくれているそうです(笑)下手に取繕わなくてよかったです!

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優菜 林

林 優菜

ウエディングプロデューサー

元俳優。俳優時代、舞台や映画を通して、お客様に楽しんでいただく快感を覚える。その後、空飛ぶペンギン社の型にハマらないユニークな結婚式に出逢いブライダル業界に転職。 「結婚式は最高のエンターテイメントだ!」を合言葉に、ゲストがワクワクするような結婚式創りに励んでいる。

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空飛ぶペンギン社で働くスタッフによるブログです。オリジナルウエディングを作るコツから結婚式準備のお役立ち情報まで発信していきます!

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