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優菜 林

林 優菜

2017.01.19

あぁ後悔!先輩花嫁の結婚式いろいろ失敗談-余興・二次会・その他編-

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本日は前回の続き「あぁ後悔!先輩花嫁の結婚式いろいろ失敗談-余興・二次会・その他編-」をご紹介します。

 

あぁ後悔!先輩花嫁の結婚式いろいろ失敗談-式場選び・披露宴・演出編-

 

余興と二次会は、新郎新婦もゲストも、ある程度お酒が入り気分がよくなってくる時間帯。

それだけに失敗やトラブルも多いのです!

 

先輩花嫁たちの失敗談からしっかり学んで、ぜひ平和な結婚式にしてくださいね。

 

【目次】

■余興の失敗談

■二次会の失敗談

■その他の失敗談

■まとめ

 

 

■余興の失敗談

 

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●失敗談その1 「最悪…」

新郎の友人たちが披露宴の余興で、懐かしい某ジャニーズの歌とダンスを披露。

ローラースケートで颯爽と登場、と思ったら、なんと、全員裸で、ペンキで服を描いているのです。一部の男性陣は爆笑でしたが、女性人からは悲鳴でした。

 

≪解決策≫

これも下ネタ系の失敗ですね。結婚式では、基本下ネタはタブーです。やっている本人たちは盛り上がるでしょうが、見ている人の中には不快に思う人もいます。

友人に余興をお願いする場合は、くれぐれも下ネタは禁止、ということを伝えてましょう。また、事前に内容も確認しておきましょう。

 

 

●失敗談その2 「またか・・・(ゲストより)」

先日、友人の結婚式に参加したのですが、余興で、とある人気アイドルグループの歌を歌って踊る(しかも男性陣が)というものがありました。途中から新郎を巻き込むというお決まりのパターン。でも実は、私は先月別の結婚式でも同じ余興を見ました。

なぜ、女装して歌えば盛り上がる、と考えてしまう人が多いのでしょうか・・・

 

≪解決策≫

歌や踊りは、勢いがある上に、対して準備に時間がかからないため、忙しい中で余興の準備をしないといけない人たちにとっては、お手軽な出し物なのです。なので、ワンパターンになってしまう、ということかと思います。2017年は「PPAP」や「恋ダンス」といったところでしょうか。まあしかし好意でやってくれているので、ゲストとしては我慢して見る他ないですね。

 

また、同じネタや歌でもそのままするのではなく、例えば、新郎新婦ならではのネタを盛り込んだ替え歌にすると印象がガラリと変わります。余興をお願いしている友人にさりげなく伝えてみましょう。

 

 

●失敗談その3 「ゲストは置いてけぼり・・・(ゲストより)」

新郎新婦がゲストの中から「ベスト○○賞」を発表・表彰するという新郎新婦持ち込み企画の余興でした。ゲストは「もしかして俺か!?」と思いながらワクワク。しかし蓋を開けてみれば、選ばれたのは全員親族のみでした。大変お世話になっている恩師も遠方よりはるばる出席していましたし、正直、家族のみなら親族会か何かでやればいいのに思ってしまいました。

 

≪解決策≫

そうですね。基本的に結婚式において家族は「ホスト」にあたります。つまり、新郎新婦同様に大切なゲストをおもてなしする立場なのです。ですので、この例のようにホストからホストへの余興はあまり好ましくありません。

きっとこちらの新郎新婦様は、これまで大切に育ててくれた親御様へ感謝を込めたプレゼントのつもりだったのでしょうね。こういった余興で親族を入れる場合は、必ずゲストにもスポットを当てるように配慮するといいですよ。

 

 

●失敗談その4 「せっかくの友人スピーチが台無し」

余興は、お色直し後に友人のスピーチを行う予定でした。しかしプランナーさんに「乾杯後の方が盛り上がりますよ」と勧められ、乾杯後に進行を変更。

それが間違いでした。

乾杯後だと、ゲストはご飯食べることに集中してしまい、誰一人話を聞いていなかったのです…。一生懸命考えてくれた友人に本当に申し訳ない、ごめんねという気持ちでいっぱいです。

 

≪解決策≫

プランナーさんが乾杯後に進行を変更させたかったのは、正直いうと時間の短縮ですね。披露宴の終盤に演出を盛り込みすぎると、もし時間が押したときに巻けなくなってしまします。なので、前半に演出を入れるように勧める方も多いようです。

盛りあがる友人スピーチにするためには、ある程度お腹が膨れている時間帯にするのがベターです。また、高砂横にマイクスタンドを置いて喋ってもらうのではなく、司会者がテーブルまでインタビューしに行く方法のほうが注目されやすいのでおススメです。

 

 

●失敗談その5 「長い…(ゲストより)」

新郎の友人が、余興で映像を作っていました。新郎との思い出を振り返るというものなのですが、小学校を訪れたり、よく遊んだ場所を撮影したりしていました。ところが、この映像が恐ろしくつまらなく、ダラダラと編集もなく、続いているのです。盛り上がりも特になく、何を伝えたいのかが分からない映像で、30分も流れていました。

 

≪解決策≫

最近は、誰でも簡単に映像が使えるので、この手の出し物が増えてきました。

とはいえ、やはり映像で見ている人を喜ばせる、というのはプロの技。素人が形だけまねてもなかなかできないものです。新郎新婦さんは、必ず、事前に映像を確認しましょう。

 

■二次会の失敗談

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●失敗談その1 「しまった映像が…(ゲストより)」

2次会の出し物として、映像を作っていたのですが、なんとそのレストランの機材では、うまく上映できなかったのです。徹夜して作ったのに残念だったのと、何より、新郎新婦にとても申し訳なかったです。

 

≪解決策≫

映像を使うときには事前に会場の機材できちんと上映できるかのチェックが必要です。

また自宅のPCで編集しているときと、実際にスクリーンに映した時では、見え方も微妙に変わるので、やはり早めに、一度会場で試す必要があります。

これはBGMでも同じです。CD-Rなどを再生する場合、会場の機材できちんと音ができるかを確認してから本番に臨みましょう。幹事さんがチェックを忘れている場合もあるので、新郎新婦さんからも機材チェックの確認をお願いしておきましょうね。

 

 

●失敗談その2 「楽しくなかった」

友人に幹事をお任せしました。しかし、段取りが悪く余興はグダグダ、司会はよく噛むし、挙句の果てには名前を間違えられてしまいました。友人も時間がない中で一生懸命準備してくれたのはわかりますが、こうなるんだったらプロに頼んでおけば良かった。文句を言いたいのに言えないのが辛いです。

 

≪解決策≫

二次会のあるあるですね。結婚式二次会の幹事ってゲストの管理から余興の企画、会場スタッフとのやり取りなど、想像以上に大変です。特に働き盛りの男性は、本当に時間のない中で準備を進めなくてはいけません。さらに、当日はお酒が入るので、当然グダグダになってしまいます。

全員で気持ちよく二次会を楽しみたいという方は、二次会幹事代行のプロにお任せするといいですよ。

 

 

●失敗談その3 「カツカツなスケジュール」

披露宴から二次会開宴までの間隔を十分に取らずに設定しまいました。当日は披露宴が押してしまい、そのまま二次会も30分遅れでスタート。その分二次会の時間が短くなってしまい、不完全燃焼の二次会になってしまいました。

 

≪解決策≫

二次会スタートの時間設定って難しいですよね。短すぎると、こちらの花嫁様のように準備が間に合わずスタートが押し、二次会が満足いかないものになってしまいます。一方で時間が空きすぎるとゲストが待ちぼうけ状態になってしまいます。

 

とは言え、披露宴は6割の確率で20分程度は押してしまいます。間隔がないと新郎新婦様だけではなく、二次会の幹事様も一息つく暇もなくなってしまうので、披露宴から二次会までは90分~100分は間隔をあけ、時間に余裕を持ちましょう。

 

また、二次会会場によっては、多少の延長なら無料で対応してくれる協力的なところもあります。ぜひ二次会会場を決める際には、料理や雰囲気だけでなく「時間」も含めて検討してみてくださいね。

●失敗談その4 「会費の計算が合わない」

幹事・受付を友人にお願いしました。パーティーはとても盛り上がり、大満足の私たち。

しかし、全員を見送った後に悲劇が起こりました。なんと精算で会費が4万円も合わなかったのです!当たり前ですが、友人を責めることも出来ずに、モヤモヤしました・・・。

 

≪解決策≫

二次会の会費は、男女や年齢で金額が違う場合が多いので、気を付けていてもお釣りの払い過ぎや会費の貰い忘れが多くなります。こういう場合は、受付に男女別の窓口を設けることで、お釣りの金額を一定にしてあげると受付もやりやすいですよ。また、お釣りが新札の場合、お札とお札が張り付いていて、余計に渡してしまうことが多いようです。指サックを用意して、トラブルを防ぎましょう。

■その他の失敗談

 

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●失敗談その1 「ドレスがぶかぶか…」

仕事や結婚式の準備に追われていたせいか、気づけばドレスのラストフィッティングから4キロも痩せてしまいました。そのせいで、当日はドレスを着ると胸のあたりがスカスカ。披露宴中もズルズルとドレスが落ちてくるので、全く集中できず楽しめませんでした。

 

≪解決策≫

それは大変でしたね。そもそもラストフィッティングは、本番に花嫁様がドレスを美しく着こなせるようにサイズの微調整をするためにあります。なので、そこから体型が変わってしまっては意味がなくなるのです。

話は変わりますが、ハリウッド女優たちは映画祭などで着るドレスを本番の3ヶ月前に最終決定するそうです。そして、決定してから本番までの3か月間は痩せても太ってもNGだそうです。つまり、太ったときにフィッティングをしていれば太ったままでいなければならないし、逆も然りです。

ラストスパートで過激なダイエットをされる花嫁様も多いですが、ラストフィッティングから1キロ減に抑えておきましょうね。

 

●失敗談その2 「私を見ないで!」

私の体型は少しぽっちゃりタイプ。綺麗なウエディングドレスをみんなに見てほしくて、とにかくダイエットを頑張りました。しかし、かなりハードな食事制限をしたせいか、みるみる肌荒れしていきました。当日は目標体重まで痩せられたものの、吹きでモノや乾燥が酷く「こっち見ないで!」と心の中で叫んでいました。本末転倒です。。

 

≪解決策≫

それは残念でしたね。食事制限のみのダイエットは偏食やストレスで肌荒れの原因となってしまいます。必ず運動を取り入れましょう。特に、本番の一か月前からは、結婚式に向けやることも増えストレス負荷が強くなります。その時期からダイエットを始めてしまうと、心身ともにしトレスが掛かってしまうので危ないです。ダイエットをする時は3ヶ月以上前から余裕を持って行いましょう。

 

●失敗談その3 「親に愚痴られた…」

披露宴の途中に、彼の親から「ほんとは和装が良かったんだけどね・・・」「料理がイマイチだよね・・・」などと文句を言われました。 せっかくの晴れ舞台に水を差されて、とても残念でしたし、この先、うまくやっていけるかどうか不安になりました。

 

≪解決策≫

親にとっても子どもの結婚式は人生の一大イベントです。勝手に話を進められ、置き去りにされてしまうと、誰だっていい気分はしませんよね。

円満にするためには、準備段階から積極的に親御さんの意見を聞いたりして、話合いをしておくことが大切です。

 

●失敗談その4 「結婚指輪を忘れた」

私たちは手作りにこだわったせいで、結婚準備が当日までバタバタでした。 その中で、うっかり結婚指輪を持っていくのを忘れてしまったのです。なんとか、家族に連絡して、挙式の指輪交換は無事にできたのですが、かなり焦りました。

 

≪解決策≫

結婚準備は本当にやることが多く、誰でも抜け漏れが起きてしまいます。 必ず、チェックリストを作って、確認するという癖をつけておきましょう。

 

●失敗談その5 「名簿に名前がない…」

何度も確認したつもりでしたが、出席者に抜けがありました。会場スタッフが料理や座席など追加で用意してくれましたが、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

 

≪解決策≫

結婚式の準備って本当にバタバタします。だから入念に確認しているつもりでも、抜け漏れが起こってしまうんですよね。

どちらか一方に任せきりにするのではなく、必ず二人でチェックする様にしましょう。

 

●失敗談その6 「新婦の友人が全員欠席…(ゲストより)」

新婦の友人が全員欠席でした。私は同僚として出席したのですが、欠席した人たち気持ちが分かるくらい新婦さんの性格悪かったもんな・・。

 

≪解決策≫

性格が悪いと言え「出席」と返答をしておいて当日欠席するのはマナー違反です。それなら始めから、欠席と伝えるべきでしょうね。

ただ、最近は「ご祝儀要員」として、親密度に関係なく片っぱしから友人知人を招待している新郎新婦様もいると聞きます。もしかしたら、欠席した友人たちはご祝儀要員かもしれない、と察したのかもしれませんね。ゲストはお金ではありません。本当に祝っていただきたいゲストのみをご招待してくださいね。

 

■まとめ

親、親族、友人、上司・・たくさんの人が関わる結婚式。

それだけに、実際に多くの新郎新婦さんが結婚式で何かしらの失敗を経験しています。

 

「失敗もいい思い出!」と割り切れればそれはそれでいいですが(笑)

でも、失敗しないに越したことはないですよね(^^)

 

ぜひ先輩花嫁の失敗を参考に、後悔しない素敵な結婚式を創ってくださいね!

 

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優菜 林

林 優菜

ウエディングプロデューサー

元俳優。俳優時代、舞台や映画を通して、お客様に楽しんでいただく快感を覚える。その後、空飛ぶペンギン社の型にハマらないユニークな結婚式に出逢いブライダル業界に転職。 「結婚式は最高のエンターテイメントだ!」を合言葉に、ゲストがワクワクするような結婚式創りに励んでいる。

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空飛ぶペンギン社で働くスタッフによるブログです。オリジナルウエディングを作るコツから結婚式準備のお役立ち情報まで発信していきます!

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