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オリジナルウエディングのブログ

優菜 林

林 優菜

2017.01.17

あぁ後悔!先輩花嫁の結婚式いろいろ失敗談-式場選び・披露宴・演出編-

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結婚式は一生に一度の晴れ舞台。

何度もやり直しがきかない分、失敗すると、嫌な思い出が生涯つきまといます。

 

とはいえ、世の中、結婚式では様々な失敗があるのも事実。

 

そこで、空飛ぶペンギン社でのアンケートをもとに、結婚式場選び、披露宴、演出、余興、2次会、その他結婚関連での失敗談をご紹介します。

結婚式の先輩たちが味わった失敗談から学び、素晴らしい結婚式にしましょう。

【目次】

 

■結婚式場・ウエディングプランナー選びの失敗談

■披露宴の失敗談

■演出の失敗談

■まとめ

■結婚式場・ウエディングプランナー選びの失敗談

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●失敗談その1 「狭い…」

定員ギリギリの会場にしていた為に、机を一つ増やしただけですごく窮屈だった。

確かに座れていたけど、隣同士の感覚が狭くて「どこからが私の料理?」という感じだった。映像の上映時も、スクリーンに一番近い席の人が、もうスクリーンの真下!

本人は全く見えないし、みんなに注目を浴びているような感じになって申し訳なかった。

事前にプランナーさんから「何とか入りますよ」と聞いていたのですが、こんなに狭くなるとは思いませんでした。

 

≪解決策≫

式場を決める前に、招待するゲストのおおまかな人数をおさえておく必要があります。

多くの方が、結婚が決まるとまず式場を探しますが、式場を決めるのは、はっきりいって最後でも構いません。まずはどんな結婚式にしたいか、ゲストは誰を呼ぶか、どんなドレスを着たいのかを決めて、それを実現できる式場を探すようにしましょう。

 

 

●失敗談その2 「意味ない!?」

式場で、「事前に試食が可能ですよ」と説明を受けたので、問い合わせたら、「試食は可能ですが、料理内容が決まった後になります」とのこと。

料理内容を決めるために試食するのでは!?

 

≪解決策≫

多くの人が結婚を決めると、「まず式場」という風に考えてしまいます。

そして式場は見た目のきれいさや雰囲気の良さで大体決めてしまいます。

しかし、式場を選ぶ、ということは、料理、ドレス、花、などほとんどの内容も自動的に決まる、ということなのです。なぜなら式場は、自分たちが契約しているドレス屋や花屋などの業者からバックマージンをもらえるので、そこ以外の業者は選べないことが多いからです。話はそれましたが、式場にとっては、契約してしまえば、こっちのもの。契約する前に、「ドレスを見せてください」「料理を試食させてください」と確認していかないと、手遅れになります。

 

 

●失敗談その3 「料理がマズイ…」

会場の雰囲気やオシャレな外観に惹かれて、式場と契約しました。

しかし料理内容を決める際に初めて式場の披露宴メニューを試食したら、肉は冷えていて固く味もまずい・・そう料理が美味しくなかったのです。

これではゲストに失礼だと思い、プランナーに相談。すると、肉の変更は難しいがソースの変更は一人につき追加料金1500円で可能だと言われました。まずい料理を出しているのはそっちなのに!ソースを変更するだけで追加料金1500円っておかしいでしょ!

 

≪解決策≫

結婚式場を決める際に、試食をせずに契約される新郎新婦さんって意外と多いです。

それは「結婚式の料理のレベルは、どこの会場も大差ないだろう」と勝手に思い込んでいるからです。しかし正直な所、式場によってレベルは大きく違いますし、味付けの濃い薄いなど会場の特色も違います。

契約をした時点で料理の内容は決まってしまいます。試食が有料の式場もありますが、ケチらずに必ず試食をしてから式場と契約をしてくださいね。

 

 

●失敗談その4 「契約時と言っていることが違う!」

私は昔からディズニーのリトルマーメイドが大好きで、結婚式も絶対にリトルマーメイドをテーマにしたものにしたいと思っていました。なので、式場見学では「こういう演出がやりたいです」と具体的に式場のスタッフに相談。すると、ウチなら全部できますよ!と快諾してくれたので、契約しました。しかし、いざプランナーさんとの打ち合わせが始まると「全部できません」と一蹴。見学時の営業スタッフとプランナーが言っていることが全く違ったのです!その後、プランナーに経緯を説明しましたが「出来ない」の一点張り。この一件で式場に対して不信感が募ってしまい、結局キャンセル料を払って会場を変更しました。

 

≪解決策≫

大手ブライダル会社やホテルなどは、営業担当者とウエディングプランナーが違うケースが多いです。

そして、担当が変わると、話す内容や認識の差ができてしまいます。証拠として、会話を録音したり、契約書を書かせないかぎり「言った、言わない」の水掛け論になり、結局、新郎新婦様が損するハメになります。

ここでの解決方法としては、契約前に、自分たちの結婚式のウエディングプランナーはどの人になるのかを確認して、そのウエディングプランナーにやりたい内容を伝えましょう。

 

 

 

■披露宴の失敗談

 

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●失敗談その1 「誰か止めてくれ」

披露宴での主賓の挨拶を、勤務先の役員にお願いしました。正直な話、それほど会社で絡みもなく、とはいえ、わたしの部門の長でもあるので、呼ばないわけにはいかず、来て頂くことにしました。

これが大失敗。

 

持ち時間は5分程度だったのが、15分も話しっぱなし。内容も会社の宣伝や自分の若いころの話などばかり。(当然わたしのことも詳しく知らないので仕方ないかもしれないですが。)完全に出鼻をくじかれた感じでした。

 

≪解決策≫

披露宴では最も肩書きが偉い人に挨拶をしてもらう、というのが習慣になっていますね。それほどお互いを知らないにも関わらず来て頂いた役員の方は優しいですね。

挨拶は失敗したようですが、これは事前の打ち合わせ不足が原因なのではないでしょうか?挨拶をお願いするうえで、ふたりのプロフィールや馴れ初めなど、情報をきちんとお伝えしましたか?その上で持ち時間内でおさめるようきちんとお願いしておけば、こうしたことは防げますよ。

もしそうした時間がないようであれば、「偉い人に挨拶をお願いする」ということにこだわらず、「最も仲の良い友人」「最も信頼できる先生」など、肩書き以外の軸で人選することをおすすめします。

 

 

●失敗談その2 「あれ終わり?」

今でも後悔しています。私たちは、格安をウリにしている結婚式プランニング会社にお願いしました。確かに安かったのですが、すべてが安っぽいのです。特に料理が酷かった。料理が一皿の量も少ないし、品数も、「あれ、もう終わり??」というくらい少なく、ご祝儀を下さったゲストには大変申し訳なかったなと思いました。あれなら無理して結婚式をやらない方がよかったかもしれません。

 

≪解決策≫

最近、格安プランが増えていますよね。結婚式にかかる費用はご祝儀で賄い、カップルの自己負担金をゼロにするというパターンが多いのですが、安いには安い理由があるのです。

契約をする前に料理の試食や、プロジェクタースクリーン等の設備環境の確認を必ずしてください。また、業者によっては引き出物の袋が100円均一に売っているような紙袋だったり、披露宴で少し時間が押してしまい、強制退場させられるなど、など様々なケースがあります。トラブルを防ぐために、気になる部分は事前にしっかりと担当者に質問をしておきましょう。

また、覚えておいてほしいのが、結婚式のクオリティに関係なく、ゲストはご祝儀を払わなければなりません。ですので、正直、ゲストは金額相応のおもてなしを期待してしまいます。結婚式は、ふたりが黒字を出すものではなく、あくまでゲストに感謝の意を伝え、気持ちよく祝福してもらうための場である、ということをお忘れなく。

 

 

●失敗談その3 「メイクが…」

ガーデンパーティーにしたのですが、当日は予想以上に気温が高くなり、汗だくでした。メイクが落ちてしまっているのではないか、と心配でとても楽しめませんでした。ゲストにも迷惑かけたな、と申し訳なかったです。

 

≪解決策≫

メイクが気になってせっかくの披露宴を楽しめなかったのですね。ガーデンパーティーの場合は、季節に関わらず必ず汗に強いファンデーションやウォータープルーフの化粧品を使用してもらいましょう。

また、ゲストの防寒・暑さ対策、突然の雨に備えて人数分の傘を用意しておく、虫よけスプレーの用意など、ゲストへの配慮をお忘れなく。

 

 

●失敗談その4 「邪魔なんですけど…」

披露宴の写真・動画撮影を業者に頼んだのですが、このカメラマンが最悪でした。

ゲストが写真を撮ろうとしているのに前に入り込んでしまうし、とにかく重要な場面で、ウロウロしていて目立つのです。私たちとしても、一生の思い出をきれいに残したいし、カメラマンとしても、失敗できないと考えてくれていたのでしょうが、ちょっと邪魔かなーと思いました。

 

≪解決策≫

これはカメラマンとの事前の打ち合わせが重要です。披露宴で何を大事にしたいのか、どういう写真を特に取ってほしいのか、などビジョンが共有されていなければ、カメラマンとしては、「とにかく全部きれいに撮っておかないと後でクレーム言われるのは・・・」となってしまいます。もちろんカメラマンの質によるところも大きいのですが、過去の作品を事前に見せてもらい、当日の流れを共有するなどして、お互いのズレをいかになくすかが重要です。

 

因みに、最近は新郎新婦さんとの認識のズレを無くすために、とにかく打ち合わせを大切にしている業者もあるようです。調べてみたら、丁寧なカウンセリングが評判の会社がありました。

 

 

結婚式エンドロール撮影専門 Focus‐i

 

プレゼンテーション1

(サイトより出典)

 

以下、focus‐iさんのサイトに載っていたお客様の声です。

打ち合わせを大切にすることは新郎新婦さんの満足度にも直結するようです。

 

―――

ウエディングムービーのエンドロールお願いして本当に良かったです(*^。^*)

式場さんのエンドロールは正直素敵なものではなかったので
ネットで「岐阜 結婚式 撮影」と検索してFocus-i さんのサイトを見つけたのがきかっけです。

何度も打ち合わせややりとりをさせて頂いたので
非常に心強かったです。

分からない事ばかりで不安だったのでいろいろ加藤さんにはお聞きさせて頂きました。
その時も夜遅くでもすぐ返信いただいたり、聞いてないことまでお答えいただき
非常に助かりました(*^。^*)

実際、当日のエンドロールも評判が良くて本当に良かったです。
ウエディングの二次会は披露宴の2時間後に行ったんですが
そちらに来て下さった友人の方たちにもエンドロールをご覧いただき
挙式を見ていない友達にも見せることが出来て良かったです(#^.^#)

エンドロールは私たちの宝物です☆★本当ありがとうございます。

引用:https://focus-i.jimdo.com/voice/

―――

 

やり直しはきかないですから、こういったうち合わせを大事にしてくれる業者さんは心強いですね。こういった業者さんがもっと増えていくといいです。

 

●失敗談その5 「新郎がいない」

お酒が弱いにも関わらず、ゲストからの祝杯に毎回答えてすべて飲んでいた新郎。高砂席の下には、お酒を捨てるようのバケツがあったのですが、調子に乗ってすべて飲んでいました。

すると、だんだんロレツが回らなくなり、トイレに立ったまま戻ってきません。スタッフの人が必死に探したのですが、結局1時間もトイレで寝ていました。

 

≪解決策≫

お酒によるトラブルは新郎新婦に限らず、ゲストにも起こります。悪酔いして、チャチャを入れたり、昔の女性関係をしゃべりだしたり。ゲストについては、なかなかコントロールが難しいのですが、少なくとも、新郎新婦は、飲みすぎないように注意する、事前に酔い止めを飲んでおくなどして対策をしましょう。

 

 

 

■演出の失敗談

 

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●失敗談その1 「タイミングが」

もともとテレビ局でバラエティ番組などを制作していたこともあって、映像はもちろんですが何より「音」にこだわった演出を考えました。「ここではこの効果音」「この音楽のここで登場する」など、かなり詳細に音とタイミングをリンクさせていました。

本来、式場のオペレーターと詳細に打ち合わせをする必要があったのですが、そんな機会もなく、当日の限られた時間だけでした。

もちろん指示が完璧に伝わるわけもなく、かなり散々でした。こだわっていただけに、とても残念です。

 

≪解決策≫

そこは無理を言ってでも、事前にオペレーターと打ち合わせの時間を設けるべきでしたね。その上で何度かリハーサルをこなさないとこうした演出は机上の空論で終わってしまいます。また、最近は当日の音響照明を素人のアルバイトスタッフが行っている式場もあります。こういった場合には、結婚式当日にレクチャーしても出来ることに限界があります。必ず事前に打ち合わせをしておきましょう。

 

 

●失敗談その2 「無理やり参加させられた」(ゲストより)

私は30代半ばの独身女性なのですが、後輩の結婚式に参加した時に、無理やりブーケプルズに参加させられました。名前を呼ばれ、前に行かないといけない雰囲気に・・・

自意識過剰かも知れませんが、この年で独身だってみんなにばれて恥ずかしい思いをしました。

 

≪解決策≫

新郎新婦側の配慮が足りなかったですね。ブーケプルズなどを行うときは、本来は、事前に参加してほしい人には声をかけておくべきです。当日いきなりでは断ろうにも断れませんからね。ゲストに配慮しない演出はトラブルのもとになるので気を付けましょう。

 

 

●失敗談その3 「ひま…」(ゲストより)

大学時代の友人の式に参加しました。

ゲストとの時間を大事にしたかったのか、演出や余興はなしで3時間ほどほぼ歓談でした。途中お色直しが2回あったくらいでした。同じテーブルの人もお互いに初対面の人が多く、そんなに会話が続かないし、新郎新婦は他のテーブルで話をしています。私たちのテーブルはまるでお葬式のように静かに黙々と料理を食べていました。

 

≪解決策≫

最近は、演出や余興を何もせずに歓談の時間を多くする新郎新婦さんやプランニング会社が増えていますね。新郎新婦にとっては、次々にゲストと話せるので楽しいかも知れませんが、相談者さんのように顔見知りの少ないゲストが多い披露宴では、ゲストを退屈させてしまいます。

もし歓談の時間を多くするのであれば、例えばプロフィールパンフレットに面白いことを書いて、同じテーブルで会話が盛り上がる仕掛けをするなど、工夫をこらしてみましょう。

 

 

●失敗談その4 「どんな人だっけ?」(ゲストより)

知人の結婚式に参加した時のことですが、披露宴で司会者によるプロフィール紹介がありました。ただ、タイミングとして、まだ会場がざわついている中だったので、正直よく聞こえませんでした。プロフィールパンフレット、プロフィール映像もなかったので、結局、お相手がどんな人で、ふたりはどう出会ったのか、などさっぱりわかりませんでした。

 

≪解決策≫

結婚式の進行に必ずといっていいほど入っている司会者によるプロフィール紹介。これがあるため、特にプロフィール映像やプロフィールパンフを用意しないカップルも多いです。しかし、ふたりのプロフィールは言葉で話されても、ゲストはスルーする傾向があります。

結婚式とは、お互いのゲストにお互いを紹介するお披露目会です。いわば、ふたりの生い立ち、なれ初めは、結婚式の中のメインコンテンツといえます。最近では面白いプロフィールムービーなどもたくさんありますので、ぜひご活用くださいね。

 

 

●失敗談その5 「で??」

友達の結婚式でビデオメッセージと称して、いきなりスクリーンに見たことのある芸人さんが登場してきました。ギャグなどを交えながら、お祝いメッセージを話しているのですが、最初は会場も「おおー、」となりました。しかし、結局、新郎新婦とは全く関係のない人だと分かり、最後には「なんで出てきたのだろう」という疑問だけが僕たちに残りました。

 

≪解決策≫

新郎新婦さんに全く関係のない芸人さんということは、ゲストが楽しめるようにと業者に手配されたのでしょうね。優しい新郎新婦さんです。

ただ、ゲストはおふたりを祝福しに来ています。おふたりのことをもっと知りたいとおもっています。なので、関係ない人が来ると正直どうしていいかわからなくなるゲストが多くなるようですね。

どんなに有名な芸人さんがネタをするよりも、おふたりに所縁のある人たちが余興をする方が、実はゲストにとってはとても微笑ましいし嬉しいものですよ。フラッシュモブも、業者ではなく友人がやる方が同じ内容でも盛り上がります。

 

 

■まとめ

いかがでしたか?

結婚式は一生に一度、やり直しは聞きません。先輩たちの失敗談を参考にして、ぜひ素敵な結婚式を創ってくださいね!

次回は「結婚式いろいろ失敗談~余興・二次会・その他~編」です。

お楽しみに!

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優菜 林

林 優菜

ウエディングプロデューサー

元俳優。俳優時代、舞台や映画を通して、お客様に楽しんでいただく快感を覚える。その後、空飛ぶペンギン社の型にハマらないユニークな結婚式に出逢いブライダル業界に転職。 「結婚式は最高のエンターテイメントだ!」を合言葉に、ゲストがワクワクするような結婚式創りに励んでいる。

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空飛ぶペンギン社で働くスタッフによるブログです。オリジナルウエディングを作るコツから結婚式準備のお役立ち情報まで発信していきます!

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