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優菜 林

林 優菜

2017.02.02

誰を呼ぶ?失敗しない結婚式・披露宴ゲストのリストアップ方法

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結婚式準備の最初の難関といえば「招待客のリストアップ」。

 

招待するゲストの人数やタイプによって、これから探す結婚式場・披露宴会場が大きく左右されるので、招待客選びはとても重要です。

 

また、片っ端からゲストを呼んでしまうと、場合によっては「親しくないのに、なんで呼ばれたかわからない」と、ゲストを不快にさせてしまうかもしれません。

反対に「○○ちゃんは呼ばれたのに、私、招待されていない・・・」と、ガッカリさせてしまうこともあるでしょう。

 

そこで、本日は、失敗しない招待客の選び方をご紹介します。

ぜひ、参考にしてみてください。

【目次】

■招待客のリストアップの方法

 1.思いつくままに書き出す

 2.招待したいゲストを3つのカテゴリ―に分ける

 3.メインの客層を決める

 4.人数がオーバーしそうなときは

 5.両家のバランスは?

■親の意見を聞く

 1.ふたりの結婚式のイメージを話す

 2.親の考えを聞き、イメージをすり合わせる

 3.親と意見が合わない場合は歩み寄りながら解決

■リストの最終チェック

■その他

 1.招待したい人に、参加しにくい事情がある場合

 2.遠方からの来るゲストへの配慮

■招待できない人へのフォロー

■最後に

■招待客のリストアップの方法

 

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1.思いつくままに書き出す

お世話になった人や、この人に見守ってほしいと思う人を、思いつくままにリストアップします。リストアップする上で、おすすめのやり方が、「時代別」に書き出す方法です。「幼稚園・小学生」「中学生・高校生」「大学・短大・専門学校生」「社会人」「その他」といった感じ。人数の制限は考えずに、まずは呼びたい人を全員書き出しましょう。

 

 

2.招待したいゲストを3つのカテゴリ―に分ける

次にリストアップしたゲストを「A主賓として主体する人(上司・恩師など)」「B必ず招待すべき人(高校時代友人・職場の先輩など)」「C出来れば招待したい人(小学生時代友人・バイトの先輩など)」の3つのカテゴリーに分けます。主賓を立てない場合は、Aを作らず、Cを細分化しましょう。

人数調整が必要な場合には、A、B、Cの順番でゲストを考えましょう。

 

 

3.メインの客層を決める

客層のメインを決めます。親族、職場、友人など、招待客全体のメインとなる客層を決めると、その他のゲストもおのずと決めやすくなります。

 

≪親族がメイン≫

両家の親とよく話し合って翔太客を選びましょう

 

≪職場関係がメイン≫

先に結婚した先輩の結婚式の招待客を参考にしましょう

 

≪友人がメイン≫

大学・高校・中学や社会人など、どの時代の友人を中心に呼ぶかを決めれば、二次会との割り振りがしやすくなります

 

 

4.人数がオーバーしそうなときは

周囲の人との親しさで選択するのも一案。披露宴当日は、新郎新婦がひとりひとりに細やかなフォローはしにくいものです。ひとりで参加する人には、くだけた雰囲気の2次会に参加してもらうという割り切りも、大切な気遣いです。

 

リアル!ゲストの声!

仕事関係の知人の結婚式に参加した時のことですが、僕のテーブルのゲストは全員ひとりで参加でした。もちろん会話もなく静か。全員、自分でビールをついでは一人で飲んでいて、まるでお通夜の様でした。新郎新婦と余程の関係じゃない限り、披露宴の一人参加は正直きつい!!

 

 

5.両家のバランスは?

以前は男性:女性が、6:4か7:3などと言われていましたが、最近はあまり気にしない人も増えています。もし、あまりに偏りがあって気になる場合は、新郎新婦の友人卓をまとめてしまいましょう。そうすれば、目立たなくなります。ただし、10人掛けテーブルに新郎友人9名、新婦友人1名というような振り分けはNGですよ!ゲストが気まずくならないような配慮は必要です。

■親の意見を聞く

 

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親にとっても、子の結婚式は人生の一大イベント。

親なりの想いがあり、もしかしたらゲストの人選にも関わりたいと願っているかもしれません。親の意見も聞きながら、準備を進めましょう。

1.ふたりの結婚式のイメージを話す

「こんな結婚式にしたい」というイメージが固まったらそのイメージを親にも話しておくとスムーズに準備が進みます。

ゲストの顔ぶれが、会場や挙式スタイル・披露宴の内容を左右することもあるので、親族のリストアップをする前に伝えておきましょう。

 

 

2.親の考えを聞き、イメージをすり合わせる

親が求める「ゲストの顔ぶれ」も聞いておきましょう。

もし親と意見が違っても、きちんと話をすることで解決できることが多いです。あとで揉めるよりも、この最初の段階で、親とすり合わせをしておけば、あとがスムーズに進みます。

 

また親族のリストアップは親に任せると良いです。

叔父や叔母の配偶者、いとこ、遠方の親族などの招待は微妙に迷うところです。三親等だけど付き合いがない場合も同様。親族間の取り決めもあるのでここは親に任せましょう。

 

 

3.親と意見が合わない場合は歩み寄りながら解決

親の意見を無視する、意地を張りすぎて揉めてしますのはタブーです。

親と意見が分かれても、黙って推し進めては後が大変です。結婚は、相手の家との結婚でもあります。相手の印象が悪くならないよう、自分の親との話し合いは自分で行うのが鉄則です。

 

●お互いが考える人数や顔ぶれにギャップがあるときは?

親が希望する親族みんなを呼べない場合は、別の日に宴席を設ける手もあります。代替案を示しながら、「呼びたいけど現実的には難しい」ということを伝えていくことが大事です。

 

●お互いが考える「結婚式のイメージ」にギャップがあるときは?

「カジュアル」や「伝統」という観念は人それぞれ。世代によるギャップもある。まずは「ふたりが大切にしたいこと」を伝えると、すんなり歩み寄れる場合も。

■リストの最終チェック

 

Young married couple lying on bed at home and using laptop.

 

だいたいのリストアップが終わったら、パートナー同士で、お互いのリストを交換し合い、客観的にチェックしましょう。

また親や職場の先輩などに確認居てもらいます。招待もれは一番失礼なことなので、なるべく早めにチェックしてもらいましょう。

■その他

 

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1.招待したい人に、参加しにくい事情がある場合

遠方からの参加や、 妊娠中、乳幼児がいるなど、呼びたい相手が参加しにくいケースもあります。そんな倍は、リストアップした時点で、電話やメールなどでそれとなく相手の意向を確認します。

招待することでかえって相手に負担をかけるようなら「ぜひ来てほしいけど、かえってご迷惑だと思うから、また改めて機会を設けさせて」という心遣いも必要。

 

2.遠方からの出席者がいる場合

宿泊施設の手配が必要かどうかを確認しましょう。人によって前泊/後泊と宿泊日が変わる場合があります。

また、一般的に、主賓来賓クラスのゲストは、王通日・宿泊費を全て新郎新婦側で受け持ちます。親族や友人が遠方から来る場合は、宿泊費か交通費のいずれかを負担します。

ただし「お互いさま」の場合もあるので、親や周りの人に確認しましょう。

 

リアル!ゲストの声!

福岡から東京の結婚式に参加しました。初めての上京ということで、色々と心配していましたが、新郎新婦が事前に宿泊施設を予約してくれたり、おすすめの観光スポットを教えてくれたりと、とても助かりました。地方からのゲストが多く、交通費と宿泊費は3分の1の負担でしたが、新郎新婦の気遣いがあったので、とても嬉しかったです。

 

 

■招待できない人へのフォロー

 

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やむなくご招待できなかった人とも、今後のお付き合いは続いていきます。お互いが結婚式後に気まずい思いをしなくてもすむよう、最大限の気配りをしましょう。

1.当日を迎える前にしておきたいフォロー

飲み会など、報告の機会を結婚式の前に設けてましょう。

結婚相手を紹介し、ふたりの結婚を祝福してもらう機会を事前につくるのがオススメです。その際は、小さくてもいいので心を込めたギフトもぜひ用意するとよいでしょう。

 

●招待できない人には事前の配慮が不可欠

呼ばれない立場としては、第三者から情報が入るのはさびしく感じます。「相手側の意向もあり、親族だけで行うことになりました」「席に限りがあるので、二次会にご招待させてください」という事前の一言があるだけで印象が変わってきます。こうした細かな配慮が今後の人間関係にも影響してきますので、細心の注意を。

 

●遠方に住む親族や友人には帰省の際にごあいさつを

遠くて呼べない人も、事前の気配りで今後のお付き合いは安泰。故郷に住む相手なら帰省の折に手土産をもってご挨拶。結婚相手が一緒に行けないようなら写真を持っていこう。

 

2.結婚式直後や日を改めてしておきたいフォロー

結婚式に呼べない人は、できる限り二次会にご招待したいところです。その際、単なる飲み会に終わらせず「もっと大勢の人にふたりの結婚を認め、祝福してもらう場」と考えて臨むことが大切です。ひとりひとりと会話する機会をつくり、きちんと感謝の気持ちを伝えよう。

 

■最後に

 

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おふたりの人生のスタートとなる結婚式。

このスタートで失敗してしまうと、今後のお付き合いにも影響が出てきてしまいます。

それだけに、結婚式の招待客選びには細心の注意を払いたいものです。

 

と言って難しいことはありません。

おふたりが「この人に見守っていただきたい」「これからも付き合っていきたい」と心から思う人をお招きすればいいのです。そして、もし、やむを得ない事情でお招き出来ない場合には、誠意をもって結婚のご報告をすればいいのです。

 

ぜひ、このブログを参考に、新郎新婦もゲストも幸せになる招待客選びをしてくださいね。

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優菜 林

林 優菜

ウエディングプロデューサー

元俳優。俳優時代、舞台や映画を通して、お客様に楽しんでいただく快感を覚える。その後、空飛ぶペンギン社の型にハマらないユニークな結婚式に出逢いブライダル業界に転職。 「結婚式は最高のエンターテイメントだ!」を合言葉に、ゲストがワクワクするような結婚式創りに励んでいる。

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空飛ぶペンギン社で働くスタッフによるブログです。オリジナルウエディングを作るコツから結婚式準備のお役立ち情報まで発信していきます!

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