結婚式場探しで役に立つのが、「ブライダルフェア」。

 

いろいろな会場が定期的に行ってるブライダルフェアは、新郎新婦が本番をイメージした内装や料理などを見たり食べたりできます。パンフレットやネットだけでは分からないことも、より具体的にイメージを持つことができるのがメリットです。

 

しかし、ブライダルフェアは雰囲気が良い分、しっかりとチェックしておかなければなりません。

雰囲気に流され、なんとなく契約してしまい、後悔する、という人が多いからです。

 

そこで、本日は、ブライダルフェア・結婚式場見学に参加する上での注意点をご紹介します。

ぜひ、あなたの結婚式場探しの参考にしていただければ、幸いです。

【目次】

■式場見学・ブライダルフェアの前にやること２つ

１．やりたい結婚式のイメージを決める

２．ゲストの人数を決める

■初めての式場見学・ブライダルフェアでチェックしておきたい５つの項目

１．アクセス

２．会場 ・　会場の広さ、高さ、収容人数など。

３．衣裳

４．展示物

５．その他

■その他ブライダルフェアで注意したい事

■まとめ

 

 

■ブライダルフェア・結婚式場見学に行く前にやること２つ

 

 

 

１．やりたい結婚式のイメージを決める

失敗しない結婚式場選びのためには、見学に行く前に、自分たちのやりたい結婚式のイメージを持っておくことが重要です。

結婚式の雰囲気はカジュアル？それともかっちりしたい？最新の演出がしたい？料理にこだわりたい？ゲストは年配が多め？など出来るだけ具体的にイメージしましょう。

 

それは、イメージせずに式場見学に行くと、会場の外観や内装の雰囲気だけで決定してしまいやすく、後々「本当は○○がやりたかったのに…」と我慢する羽目になってしまうからです。

★“結婚が決まったら、まず式場探し”をやってはイケない３つの理由

 

ただ、結婚式のイメージって意外に思い浮かばないですよね。

 

そんな時は「あなたが結婚式をする一番の目的」を考えてみましょう。

「これまでお世話になった親やゲストたちへ感謝を伝える」ことが目的なら、ゲスト目線で楽しめそうな結婚式場を探してみてください。

 

「綺麗なドレスを着て、好きな人と素敵な教会で愛を誓いたい」が目的なら、チャペルのクオリティが高く取扱ドレスの数も多い、またはドレスの持ち込みが可能な結婚式場を探しましょう。

 

 

２．ゲストの人数を決める

ゲストをリストアップして、人数を把握しておきましょう。また、そこから何名の増減が予想されるのか、というところまで考えておきましょう。

人数を把握せずに式場を決定してしまうと、後々、人数が増えてしまいバンケットが窮屈になってしまったり、ゲストが大幅に減り、無駄に会場費が高くついたりしてしまいます。

★あぁ後悔！先輩花嫁の結婚式いろいろ失敗談－式場選び・披露宴・演出編－

 

 

 

■初めての式場見学・ブライダルフェアでチェックしておきたい５つの項目

 

 

 

１．結婚式場へのアクセス

●　ゲストにとってアクセスしやすいか？

●　駅から遠い場合、送迎バスなどはあるのか？

●　駐車場はどのくらいあるのか？

●　近隣に宿泊施設はあるのか？

 

宿泊が必要なゲストが多い場合は、必ず近隣の宿泊施設の確認をしましょう。また提携宿泊施設の割引特典のサービスがつく会場もあるので、担当スタッフに聞いてみましょう。

 

 

２．会場・披露宴会場の広さ、高さ、収容人数など。

●　会場・披露宴会場の広さ、高さ、最大・最小収容人数

●　屋外の場合は、雨天時の対応は？寒さ、暑さの対策はあるか？

●　行いたい演出は可能か？（広さ、音響照明設備）

●　まだ演出のアイデアが決まっていない場合、過去にどんなことやったのか？

●　披露宴会場の雰囲気は？

●　入口からメイン会場までの動線（車椅子や高齢のゲストにとって動きやすいか？）

●　新郎新婦控室からメイン会場までの動線

●　ビルタイプの場合、エレベーターは何基あるか？

●　喫煙場所はあるか？

●　お手洗いはきれいか、わかりやすい場所にあるか？

 

 

３．衣裳

●　衣裳のレンタルなど、料金は？

●　自分好みのドレスはあるか？

●　自由に持ち込んだ場合持ち込み料はとられるのか、料金は？

●　二次会へドレスの持ち出しが可能か？

 

 

４．展示物

●　展示物のデザイン、料金は？

●　料理の品質、味、量は？

●　写真、ビデオなどの料金と内容は？自分たちで手配する場合や外部の会社にお願いした場合、持ち込み料はとられるのか、料金は？

●　ケーキの品質、味などは？

 

 

５．その他

●　スタッフの対応は？

良い結婚式を作るには、チームワークが必要です。担当プランナーだけではなく、音響照明スタッフ、料理長、サービススタッフ、出来るだけ多くのスタッフさんを見ておきましょう。

●　料金価格などパンフレットはもらったか？

●　持ち込みを予定している各種アイテムは、持ち込み可能か？持ち込み料は？

●　当日のタイムススケジュールは？

会場によっては1日に十数組の婚礼が行われるところもあります。分刻みのスケジュールで落ち着けなかったり、他の新郎新婦とのバッティングするのが嫌な方は気を付けましょう。

●　キャンセル料金の規定は？いつからお金が掛かる？

 

 

■その他ブライダルフェアの注意点

 

 

 

 

今回ご紹介したチェックポイントの中でも、特に重要なのは「持ち込み料」と「スタッフ」です。

 

結婚式予定日の半年前くらいから始める方が多い、結婚式場探し。

しかし実は、実際に担当プランナーがついて打ち合わせが始まるのは、結婚式の3ヶ月前という会場が殆どです。

 

そう、どれだけ早く契約をしても結局3ヶ月前までは何も始まらないのです。

そして3ヶ月前といえば、大体の会場はキャンセル料が発生してくる時期に突入します。

 

ようやく始まった結婚式の打ち合わせ。

それなのに、話を進めていくうちにドレスや演出、プロフィールムービーなどの「持ち込み料」が発覚し、スタッフと揉めてしまった・・・なんて話はよくあります。

 

しかし、その時期まできてしまうと招待状も送付しているので、安易に会場を変更するわけにいきません。変更したとしてもキャンセル料をとられます。まさに逃げ場なしですね。

こうならないように、最初の段階できっちり「持ち込み料」をチェックすることが大切です。

 

また「スタッフ」のチェックポイントですが、プランナーさんにこれまでに担当した結婚式の事例を聞いてみるといいと思います。

というのも、結婚式の内容って結構プランナーさんの性格が反映されやすいんですよ。

 

やりたいことを柔軟に対応してくれるタイプなのか？

まったく融通がきかないタイプなのか？

能動的に企画・提案をしてくれるタイプなのか？

事例を聞くと、なんとなく人柄がつかめると思います。

 

あとは、式場内にこれまでお手伝いしたお客様からの感謝の手紙や写真が飾ってあるところは、いい会場に間違いないでしょう。

新郎新婦さんと信頼関係が築けていて、密な時間を過ごしている証です。

ぜひ式場見学に行った際には探してみてください！

 

ちなみに、ブライダルフェアでは必ずスマホで写真を撮りましょう。

式場の雰囲気、テーブルセッティング、料理などとにかく写真に残すことが重要です。

 

それから最後の注意点ですが、ブライダルフェアに参加した時点で、その日のうちから式場からの猛烈な営業が始まります。

「式場が空いている日は少ないので早めにご決断下さい」

「次回、いつ打ち合わせしましょうか」

「今日契約してくれたら100万円サービスします！」

など、囲い込み作戦が展開されます。

 

 

基本的にこうした言い分はスルーで大丈夫です。

「ちょっと他も見てから決めたいので、またこちらからご連絡いたします」

とサラっと言いのけて回避しましょう。

 

 

 

■まとめ

 

①結婚式場見学・ブライダルフェアに行く前に、ふたりで次の二つについて話し合うことが重要！

１．やりたい結婚式のイメージを持つ

２．「ゲストの人数を決める」

 

②結婚式場見学・ブライダルフェアに行ったら、５つ項目をチェック！

１．会場へのアクセス

２．会場 ・　会場の広さ、高さ、収容人数など。

３．衣裳

４．展示物

５．その他

 

③特にチェックしておきたいポイントは「持ち込み料」と「スタッフ」！

 

 

いかがでしたか？

 

結婚式場見学やブライダルフェアに行くと、どうしてもオシャレな雰囲気や外観・内装ばかりに目がいきがちです。

 

しかし、結婚式は二人だけで行うものではありません。

やりたい演出が出来ない、ドレスの持ち込み料が高い、といった新郎新婦への影響だけではなく、

アクセスが悪くゲストに迷惑をかけてしまった、料理がおいしくなかった、スタッフの対応が悪い・・・などゲストにも迷惑が掛かってしまう恐れもあるのです。

 

そうならないように、結婚式のイメージや結婚式をする目的をしっかり考えて上で結婚式場見学に参加し、５つの項目をしっかりチェックしましょう。

おふたりにピッタリな結婚式場と出会えることをお祈りしております♡

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