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オリジナルウエディングのブログ

優菜 林

林 優菜

2017.01.04

楽しかった!ゲストが喜ぶ結婚式を作るコツと演出アイデア

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親戚・上司・友人・・・今まで関わってきた大切な人たちが一同に集まる結婚式。いわば、これまでお世話になった皆様への感謝の気持ちを伝える場です。

 

そんな場だからこそ、自分たちだけが嬉しいジコマンウエディングではなくて、ゲストが心から楽しめ「来てよかった!」と言ってもらえる結婚式が出来たら最高ですよね。

 

そこで本日は、ゲストが楽しめる結婚式を作るコツと演出アイデアをご紹介していきます。

簡単に取り入れられるものもたくさんあるので、ぜひ結婚式が直前の方も参考にしてください!

結婚式の準備

1-1 日取り

ゲストにも個人の生活があります。連休は旅行を企画している人も多いので、基本的に連休の中日などはなるべく避けましょう。また、時期は気候が安定している4~6月、9~11月がおススメです。もしオフシーズン(7、8、12~3月)に結婚式を考えている場合は、空調・暖房機器などの設備が整っている会場を選びましょう。

1-2 宿泊施設の案内

宿泊が必要なゲストの為に、近隣の宿泊施設の案内を招待状に同封したり、メールでお知らせすると親切です。特に新郎新婦が宿泊費を負担しない場合は「宿泊費も全額自己負担だし、自分で探さないといけないのかよ!」とイメージが悪くなるので、気を付けて。

1-3 料理がおいしい

ゲストにとって料理は楽しみの一つです。そして結婚式場によって味は本当にピンからキリです。まだ会場が決定していない人は、必ず試食会に参加してから会場を決めましょう。試食が有料の会場もありますが、失敗しないためにも払って参加したほうが良いでしょう。

 

既に会場が決まっている方は、ランクをケチらないこと。また、結婚式のテーマやコンセプトに合わせてオリジナルメニューを入れると、視覚的にも楽しめます。

1-4 アレルギー調査がしっかりしてある

食物アレルギーやベジタリアンなど、食材に制限がある人って意外に多いです。招待状の記入項目に「アレルギーの有無」を付けたし、必ず全員に事前に確認しておきましょう。

1-5 挨拶・受付・余興をしてくれる人に挨拶

主賓・乾杯挨拶、受付、余興を依頼する人には、必ず電話で丁寧にお願いしましょう。

1-6 余興を丸投げしない

企画の考案や練習が必須の余興は、ゲストにかなり負担がかかります。なので、最初から丸投げ姿勢でお願いするのは厳禁。「出来ることある?」「必要なものはある?」など、出来るだけサポート姿勢をみせましょう。また、余興制作にかかった費用の負担もお忘れなく。

進行

2-1 誓いの言葉にオリジナル性を入れる

もしあなたが人前式の場合、誓いの言葉にオリジナル性を入れましょう。

旅行好きのカップルなら「一年に一度は旅行に連れていく」、草食系の新郎なら「○○をどんな敵からも守れるように、一日2杯の米を食べて強くなる」など。ふたりらしさが垣間見えるような言葉にすると、ゲストは嬉しくなります。

2-2 お色直しはほどほどに

自分のドレス姿を見てほしいとばかりに、何度もお色直ししてしまう新婦様がいますがこれはマナー違反です。というのも、お色直しの回数が増えるほど披露宴会場に新婦不在の時間が長くなります。ゲストは新婦のファッションショーを見に来ているのではなく、おふたりを祝福しに来ているのです。出来るだけ、ゲストと一緒の時間を作りましょう。

お色直しの目安は、1~2回。たくさん着たい場合は、フォトウエディングを活用しましょう。

2-3 テーブルラウンドは必須

基本的に歓談中はゲストが高砂に来てくれて新郎新婦とお話しします。つまり、おもてなしをする側のホストである新郎新婦が、自らゲストの所へ足を運んで一人一人に感謝をお伝えできるのは唯一テーブルラウンドだけなのです。

また、テーブルラウンドがある結婚式とない結婚式に参加したゲストにアンケートをしたところ、テーブルラウンドが無い結婚式は「ただ新郎新婦を傍観しているだけで、一方的な感じがした」「全くしゃべれなくて残念」。ゲストに楽しんでいただくためには必須のようです。

キャンドルサービスは幻想的で素敵ですが、ゲストと会話が出来ないので、個人的にはテーブルフォトやビールサーブがおススメです。

演出

3-1 BGMのリクエスト

サプライズでゲストにBGMをリクエストしてもらいましょう。

受付で一人一曲好きな曲を紙に書いてもらい、歓談中に抽選ボックスから引いてかけるのも良いですし、ぶっつけ本番が怖い方は、予め招待状でリクエストを募り、進行に組み込んでおきましょう。

「オレのリクエスト曲がかかってる!」とゲスト参加で盛り上がります。

3-2 ゲスト参加型演出「フォトシュシュ」



フォトシュシュとは、ゲストがスマホで撮った写真をリアルタイムでスクリーンに表示させて楽しむ、ゲスト参加型演出アイテムです。披露宴中ならいつでも使用でき、ケーキ入刀の新郎新婦の笑顔や歓談中のテーブル内のゲストの様子が次々にスクリーンに飛んできて盛り上がります。「参加した感があって楽しかった!」とゲストに大好評です。

また、余興モードを使えば、当日集まった写真でゲスト参加型のフォトコンテストができます!新郎新婦さんからのおもてなしの余興として使えるのも嬉しいポイント♡

 

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3-3 サプライズスピーチはNG

余興として、サプライズで友人にスピーチをしてもらう演出がありますが、正直ゲストは「嫌だ」と感じています。と言っても、スピーチをするのが嫌なのではなくて、サプライズが嫌なだけ。サプライズという体にしておき、事前に必ずスピーチのお願いをしておきましょう。

3-4 伝わるプロフィールムービー

結婚式って、ゲストは新郎新婦のどちらか一方のことしか知らないことが多いですよね。誰かわからない状態では、人は心から祝福できませんし感情移入も出来ません。だから、おふたりの紹介となるプロフィールムービーは「人となり」が伝わるでなければなりません。

 

内輪ウケになっていないか?意味が通じるか?ふたりの個性がでているか?
「ゲストは自分たちのことを知らない」を前提で、作ってみましょう。

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3-5 両親・親族にスポットを当てすぎない

結婚式では両親・親族もゲストをお招きするホスト側です。

これまで育ててくれた両親へ感謝を伝える絶好の場ではありますが、ホストからホストへのおもてなしをやりすぎてしまうとゲストは少し冷めてしまいます。スポットの大小はありますが、全員が主役になれるようにバランスを意識しましょう。

3-6 メッセージ集めにも一工夫

一生に一度の結婚式。出来るだけ沢山の祝福の言葉をもらいたいものですよね。

しかし、ただ色紙やサイン用のボールなどを置いておき「新郎新婦へのメッセージを書いてね!」とすると、ゲストは強制されているようで嬉しくありません。そして大抵の場合、数人しかメッセージを書きません。

 

ということで、やってほしいのが「メッセージ集めにストーリーを付ける」こと。

 

例えば、空飛ぶペンギン社でプロデュースした医者同士のカップルは、カラフルなピンポン玉にふたりへのメッセージを記入してもらい、それをテーブルラウンドで回収。ピンポン玉はゲストからの「愛情エキス」とし、それを混ぜあわせ愛の特効薬を創りました。「ケンカしたらこれを飲みます!」とゲストは大盛り上がり。

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★詳しくはこちら

fusion婚レポート

 

また、各テーブルにレゴのピースを配布し、そこにメッセージを書いてもらいます。

テーブルラウンドで回収していき、すべてを組み合わせると一体の玩具が完成!「生まれてくる子供に、ゲストの愛情がたっぷり詰まった玩具をプレゼントします!」

といえば、ゲストはなんだかふたりの人生に関われたようで嬉しく感じますよね。

 

あなただけの、ストーリーをぜひ考えてみてください。

   

3-7 友人スピーチは中座以降がベスト

乾杯直後に友人スピーチを取り入れる新郎新婦がいますが、乾杯直後はゲストが食事やテーブル内での会話に集中してしまい、スピーチを聞いていない人が多いです。一生懸命考えたスピーチを誰にも聞いてもらえないというのは悲しいですし、恥ずかしいですよね。

中座以降だったら、ある程度お腹がいっぱいになり、話もし終わっているので集中して聞いてくれます。友人が、楽しく話せる環境づくりも気遣いのひとつでしすよ!

   

3-8 ゲストに感謝を伝える

お休みを取り、ご祝儀を持ってふたりのお祝いに駆けつけてくれるゲスト。それはあなたたちのことを本当に想っているから。

それなのにいざ結婚式に出てみると、感謝の気持ち感じられないただのジコマンウエディングだったら、なんだか寂しいですよね。高砂で待っているのではなく、新郎新婦自らが動いてゲスト一人一人に「ありがとう」と声をかけに行きましょう。

その他

4-1 トイレにもさりげない気遣いを

ハンドクリームや脂取り紙、ヘアアイロンなど、アメニティがさりげなくそろっていると女性ゲストにとっては嬉しいですよね。

4-2 引き出物・引菓子で個性をだす

「自分で好きなものを選べた方がいいから」と、カタログギフトを選ぶ新郎新婦さんが多いですが、逆に言うと「あぁまたか」となんの印象にも残りません。

こういう時は、引菓子・引き出物どちらでも良いので、おふたりが本当におススメするお菓子や思い出の品などを一つ入れるようにすると良いですよ。おススメの食べ方など解説を付けておくのも楽しいですね。

4-3 お車代・お礼金

挨拶や余興をしてくれた方、ご遠方からお越しの方には必ずお車代やお礼金をお渡ししましょう。予算の関係で、お車代を全額払えない場合は招待状の段階で「気持ち程度にしか払えなくて申し訳ないけど、○○さんに来てほしい」と払えない旨を事前に伝えておきましょう。

4-4 内祝い

結婚式に参加できないがご祝儀をくれたゲストには必ず、挙式後1カ月以内に内祝いを贈りましょう。

4-5 お礼の連絡

結婚式が無事執り行えたことへの感謝の気持ちを、ゲストに伝えましょう。

伝える方法はゲストに合わせて、直接、電話、手紙、メールと変えて大丈夫です。

最後に

ゲストの中に、これまでに何度も結婚式に出席したことがある人がいると

「楽しんでもらえるかな?」「進行や演出がありきたりじゃないかな?」と不安になってしまいますよね。

 

でも、そんな風にゲストの事を考えている、ゲスト想いのあなたの結婚式だったら絶対に大丈夫!

ゲストの笑顔を思い浮かべながら、残りの結婚式の準備を楽しんでくださいね!

 

素敵な結婚式になりますように♡

 
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優菜 林

林 優菜

ウエディングプロデューサー

元俳優。俳優時代、舞台や映画を通して、お客様に楽しんでいただく快感を覚える。その後、空飛ぶペンギン社の型にハマらないユニークな結婚式に出逢いブライダル業界に転職。 「結婚式は最高のエンターテイメントだ!」を合言葉に、ゲストがワクワクするような結婚式創りに励んでいる。

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空飛ぶペンギン社で働くスタッフによるブログです。オリジナルウエディングを作るコツから結婚式準備のお役立ち情報まで発信していきます!

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